「ひみつのなっちゃん。」(2023年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

田中和次朗監督による日本のドラマ映画。出演は滝藤賢一、渡部秀、前野朋哉。

 

 

<あらすじ>

 

ある夏の夜、なっちゃんが死んだ。つまらない冗談を言っては「笑いなさいよ!」と一人でツッコミを入れていたなっちゃんは、新宿二丁目で食事処を営むママ。その店で働くモリリンはドラァグクイーン仲間のバージンとズブ子を呼び出す。彼らがまず考えたのはなっちゃんが家族にオネエであることをカミングアウトしていなかったこと。

 

証拠を隠すためなっちゃんの自宅に侵入した3人は、なっちゃんの母・恵子と出くわしてしまう。何とかその場を取り繕った彼らだが、恵子から岐阜県郡上市の実家で行われる葬儀に誘われてしまい、なっちゃんの“ひみつ”を隠し通すため”普通のおじさん”に扮し、一路郡上八幡へ向かうことになる。

 

正体はバレてしまうものの、意外と問題にならず、葬儀は無事に終わった。

 

<雑感>

 

両親の愛は重いものだね。オレは男装したオカマよりも息子を想う母親の気遣いに泣けたわ。オカマ要素はこの映画の場合は、それほど関係なかったけどな。

 

☆3.5。郡上八幡城には「日本一」があるんだぞ。ネットで調べてはいけない。見に行くんだ。それが「日本一」だと納得するはずである。