「顔のないスパイ」(2011年作品)感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

マイケル・ブラント監督によるアメリカのアクション映画。出演はリチャード・ギア、トファー・グレイス、マーティン・シーン。

 

 

<あらすじ>

 

不幸入国が後を絶たないアメリカ国境。不法入国を請け負うグループに紛れて、ロシアの工作員がアメリカに不法入国している証拠が見つかった。捜査を続けるうちに、元CIA捜査官で捜査の中心人物でもあったポール・シェファーソンこそ、かつての天敵カシウスだと判明する。

 

ポールの家族は、元KGBのヨハンに家族を殺され、復讐の機会をうかがっていたのだ。復讐者と二重スパイは、すべての罪をヨハンに擦り付けることで合意した。だが、ポールは銃弾に倒れて秘密を抱えたまま死んでいった。

 

<雑感>

 

スター俳優が多数出演していた。だが、これはよくあることではあるが、往々にしてイマイチな場合が多い。スターをたくさん出演させるとそれぞれに見せ場を作らねばならず、焦点がぼやけるからだ。

 

しかもこの作品はスパイ映画なので、騙し合いが多い。ただでさえ構造的に見せ場が拡散しがちなのに、話が複雑なのでわけがわからなくなる。

 

☆3.4。「ミッション・イン・ポッシブル」はトム・クルーズに焦点が当たっているから成功したんだよな。主役はひとりでいいんだよ。