「スピーシーズ4 新種覚醒」(2007年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ニック・リオン監督によるアメリカのSF映画。出演はベン・クロス、ヘレナ・マッツソン、ドミニク・キーティング。

 

 

<あらすじ>

 

大学講師のミランダは、叔父のトムとともに暮らしていたが、ミランダの身体に異変が起きる。驚いたトムは、ミランダの病気を治療しようとむかしの研究仲間であるフォーブルを訪ねた。ところが混合種の襲撃を受けてしまう。

 

フォーブスは昔の研究をまだ続けていた。彼はミランダの治療方法を提案する。実はミランダは、かつてふたりが研究していた生物だった。トムは人道上の懸念から研究を断念してミランダを引き取り育てていたのだ。ミランダは徐々に人間ではなくなっていたのだ。

 

彼女を救うためには、人間のDNAを彼女に入れるしかないが、それはその人物の死を意味する。ミランダは提案を拒否。ところが、ミランダ可愛さからトムは犠牲となる女性を連れてきて彼女の治療を試みる。するとミランダは人間の心を失い、怪物化してしまう。

 

実権は失敗だったと処分されるミランダ。

 

<雑感>

 

結局このシリーズ自体失敗だったと思うよ。純血種とか混合種とか出てくるけど、どれも遺伝的には失敗作で、戦闘力がそこそこある代わりに子供を作りにくいとか、第2作のやりまくり、子供作りまくりの設定とうまくかみ合っていない。

 

何をしたいのかもわからず、とりあえず女優を裸にしておけばいいだろうという安易な考えの元で続編を作り続けてしまった。

 

☆2.5。人間がバカすぎるし、行動原理が意味不明。