「洋上のロマンス」(1948年作品)感想 | 深層昭和帯

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マイケル・カーチス監督によるアメリカのミュージカル映画。出演はドリス・デイ、ジャック・カーソン、ジャニス・ペイジ。

 

 

<あらすじ>

 

マイケル・ケントと妻のエルヴィラは、互いに浮気をしているのではないかと疑心暗鬼になっていた。夫の行動を探るため、エルヴィラはクルーズの予約を取り、夫を誘うがやはり仕事があって行けないという。だが彼女の計画はそれだけではなかった。

 

エルヴィラは歌手のジョージア・ギャレットを自分の身代わりとして乗船させ、エルヴィラを名乗らせる。マイケルが仕事を片付けて乗船してこないか期待した彼女だったが、そのころマイケルはエルヴィラの行動を探るために私立探偵ピーター・ヴァージルを雇っていた。

 

エルヴィラのふりをするジョージアと、彼女を探るピーターは互いに惹かれ合い、恋に落ちる。さらにジョージアの知り合いのオスカーが乗船してくると、ピーターは彼こそが浮気相手だと思い込んでしまう。

 

しかし一連の勘違いはパーティーの席で一同が会することで解決する。

 

<雑感>

 

いかにもアメリカっぽいロマンティックラブコメディであった。こういう明るさが本来のアメリカっぽさだったのに、昨今はすっかり狂ってしまったようだ。

 

☆3.6。この作品に黒人を登場させて何かが変わると思い込んでいるのはおかしいよね。まぁ、あいつらが求めているのは利権なんだけども。