「狼と香辛料Ⅱ」(2009年作品)第5・6話 感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:支倉凍砂、監督:高橋丈夫、制作:IMAGIN。

 

 

第五幕 狼と希望と絶望

 

アマーティとの間に黄鉄鉱の信用売りの契約を交わしたロレンス。その契約の終局は、黄鉄鉱の相場の振れ方如何でどちらかが深い痛手を負うというものだった。手元に黄鉄鉱が無いまま契約を結んだロレンスは、錬金術師と通じるディアナを頼るが、ディアナは黄鉄鉱を買い付けに来た先客がいると告げるのだった。勝負の鍵を握る黄鉄鉱を手に入れられず、失意のままマルクの店にたどり着くロレンスに…?

 

第六幕 狼と信ずべき神

 

手持ちの黄鉄鉱を売り浴びせ、相場急落のタイミングを狙うロレンス。しかし、手持ちの黄鉄鉱の量が充分でないばかりか、ディアナから黄鉄鉱を買い付けたという先客との譲渡交渉の行方も分からない。眈々と黄鉄鉱を売り抜ける機会を伺うアマーティの動きに焦りを募らせる中、ロレンスの元にディアナからの伝言が届く。その内容は、ロレンスの僅かな希望を打ち砕くものだった…。

 

<雑感>

 

相場の話になってしまった。ディアナと取引したのがアマーティだと思い込んでいたのは致命的だったのに、以外にもホロだったことで意外にあっさりケリがついてしまった。