「狼と香辛料Ⅱ」(2009年作品)第7・8話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:支倉凍砂、監督:高橋丈夫、制作:IMAGIN。

 

 

第七幕 狼と戯れの日々

 

ホロの伝承が残るというレノスの町に到着したロレンスたちは、市壁前で商人たちが屯しているのを目にする。不穏な空気を察知しつつも、ひとまず馴染みの宿に落ち着いた二人。翌日、主人のアロルドに古い伝承に詳しい人物を尋ねたところ、年代記作家のリゴロの名が挙がる。彼は町の方針を掌る50人会議の書記を務めており、屯していた商人たちと50人会議の決定には関連があるらしいのだが…。

 

第八幕 狼と蠱惑的な旅人

 

情報収集の為に町へ出たロレンスは酒場の看板娘から興味深い話を聞きだす。市壁の外で屯していたのは毛皮を買い付ける商人たちで、50人会議の決定如何では彼らの取り引きが制限されるという。真相を知るには50人会議の書記であるリゴロに接触するのが一番早いのだが、会議が紛糾する中、それも難しい。すると、同じ宿にいたエーブと名乗る女商人が、リゴロを紹介すると言ってロレンスに近づいてきた。

 

<雑感>

 

毛皮が売れるかどうかの話に、ホロの故郷が今どうなっているのかについて調べなきゃいけない話が絡んできている。ホロの故郷は、すでに熊の神によって滅ぼされたとされているが、実際のところはどうなのかわからない。