「狼と香辛料」(2008年作品)第7・8話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:支倉凍砂、監督:高橋丈夫、制作:IMAGIN。

 

 

第七幕 狼と幸福の尻尾

 

晩飯にありつく為にパッツィオの町へ繰り出したロレンスとホロ。道すがら買い食いをするホロに、ロレンスは新たな服の購入を促す。というのも、修道女が往来で堂々と飲み食いする姿が不都合なのはもちろん、これから向かう北の地域では、修道女の存在自体が危険な場所もあるからだ。早速、露店で服を物色し、商談を進めようとするロレンスだが、ホロのお気に入りはなかなか見つからない?

 

第八幕 狼と正しき天秤

 

ミローネ商会から報酬として受け取った胡椒を手に、ポロソンの町に入るロレンスとホロ。早速、ロレンスは胡椒を換金する為にラトペアロン商会を訪ねる。胡椒の需要が伸びている状況も手伝って、主人との価格交渉を順調に進めるロレンス。そして、胡椒の計量を始めようとしたその時、沈黙していたホロが喉が渇いたと言い出した。意味を掴みかねる発言に戸惑うロレンスだったがその意図は?

 

<雑感>

 

北への旅は続く。商売の話がいくつも出てくる。商売は人間心理だから、商売を描くことは人間を描くことになる。商人が主人公のドラマが多いのはそのため。昭和の時代には成功した商人がたくさんいたから、商人が主人公のドラマもたくさんあった。