ジョエル・シューマカー監督によるアメリカのドラマ映画。出演はロバート・デ・ニーロ、フィリップ・シーモア・ホフマン、バリー・ミラー。
＜あらすじ＞
元警官ウォルトは保守的な人物で、同じアパートに住むドラッグ・クイーンのラスティを嫌っていた。あるとき彼は脳卒中に懸り、半身を麻痺してしまった。リハビリでラスティから歌を教わることになった彼は、まともに歌えないことに絶望するも、毛嫌いしていたラスティから援助を受け、彼の日常を聞くことになる。
性転換手術を受けるために貯金していたラスティだったが、その話が漏れてしまい、ギャングのミスターZに目を付けられ、強盗に押し入られてしまう。
ウォルトが不自由な体を引きずりながら救助に駆けつけ、ミスターZを射殺。自分も肩を負傷してしまったため、ウォルトは救急車で運ばれる。そんな彼に、ラスティは「妹だ」と言い張って付き添おうとする。ウォルトは怪訝な顔に救急隊員に頷いてみせるのだった。
＜雑感＞
こういう昔ながらのオカマを見るたびに、初期の「クレヨンしんちゃん」の常連だったオカマ集団を思い出す。オカマとノーマルの間に絶妙な距離を置いていたのに、最近はなんだかなぁって感じだ。その一方で、整形オカマのオカマドラマは盛んなんだよな。意味が分からん。
☆3.4。ロバート・デ・ニーロはこの役にうってつけの俳優だったね。
