「アガサとイシュタルの呪い」(2019年作品)感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

サム・イエーツ監督によるイギリスのミステリー映画。出演はブロナー・ウォー、ジョナ・ハウアー・キング、リンゼイ・マーシャル。

 

 

<あらすじ>

 

知り合いのウーリー夫妻がイラクで発掘している遺跡を訪れたアガサは、銃で撃たれた考古学者マックスを救う。彼は友人の死の真相を探るうちに何者かに狙われたのだった。発掘隊が暮らす屋敷に滞在することになったアガサの周辺で、発掘品の盗難や新たな殺人事件が起きる。

 

一連の殺人は毒を用いて行われていた。犯人だと疑ったマーマデュークは、聴取したのちに爆殺された。

 

一連の事件は、盗品の横流し、発掘利権、石油利権、浮気などが絡んだもので、それぞれが別の犯人であった。

 

<雑感>

 

ドミノ倒しのようにひとつの事件が次の事件を生み出していく展開は推理物にはあると言えばあるが、これはちょっと行き当たりばったりではなかろうか? どこかを強調してくれないとな。

 

それに、そもそもが英国人がイラクに発掘利権や石油利権を持っているからいけないといった、その当時にはなかった価値観が開陳されているのも不自然だ。

 

☆3.0。この作品に関しては、謎解きもいまいちだった。