ジェームズ・クレイトン監督によるカナダのアクション映画。出演はジェームズ・クレイトン、リナ・ルコンプテ、ヴィニー・ジョーンズ。
<あらすじ>
麻薬密売組織のボスの隠れ家から金を盗み、車を奪って逃走した強盗。トランクを開けると、中にはボスの妻ミアが隠れていた。彼女はお腹の子供を守るため、犯罪に手を染める夫から逃げようとしていた。強盗はやむなく彼女を連れて逃げることにする。
強盗は、ミアを逃がし屋の待つモーテルへ運ぶ。そのころコケにされたボスは、ミアを連れ戻すために手下を向かわせる。激しい銃撃戦。奪った金とミアとお腹の子を巡って追いつ追われつの激しいカーチェイスが繰り広げられる。
最後は泥棒がなぜか奪った金をミアに渡し、ミアはコロンビアへ逃亡、強盗は手ぶらのまま車で去っていく。
<雑感>
最後にボスがミアに撃ち殺されるのだが、突然「子供の名前を考えた」とか言い出して草。死に際の科白がそれかい。みなまで言わせてもらえず殺されてるし。なんだこれ。
カナダのアクション映画ってそれほど凝った内容のものは少なくて、派手に撃ち合うくらいしか見どころがないのだが、この作品も妊婦がいるのにお構いなくバスバス撃ち合って、最後はマフィアは全滅。凄腕強盗さんは名前を名乗るもセスナの音に紛れて聞き取れない。
☆2.8。そんなところでカッコつけてる場合か?