「FARGO/ファーゴ S5」(2023年作品)第7話 感想 | 深層昭和帯

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とても意外なことに、義母のロレインがドットの味方につくかもしれない。

 

 

エピソード7 - リンダ

 

ゲイターはマンチの車を追跡し、窓越しにマンチを狙撃するも、それはあらかじめマンチが殺していた老婆の息子である。ゲイターは車の中にロイが払った金を発見して盗み、見とがめた老婆と争いになって倒して逃げる。ドットは埋めていた、ロイの最初の妻リンダからの絵葉書を掘り出し、差出されたキャンプ・ユートピアに行く。リンダが同行するかどうかは、女性たちの審理にかけられ、ドットは主張を表現するために人形を作り人形劇で過去を振り返る。15才でリンダに拾われるも、ロイのもとに残されて二番目の妻となり、リンダの代わりに虐待を受けたことを表現する。リンダは同行を承諾するも、キャンプ・ユートピアでの出来事はすべてドットの夢だとわかる。ドットの車はトラックに衝突され、ドットは病院で目覚める。ロイが夫としてドットに再会する。

 

<雑感>

 

強い女性と、虐げられた女性と、子供のような男と、暴力的な男。これらが対比されていたが、物語を離れて政治的な主張になってきた。いわゆるポリコレっぽい展開だ。映画産業はポリコレに乗っ取られたが、映画から逃げてきた有能な人材がドラマに流れてドラマのレベルは上がっていると聞いていたのに、なぜこうなった?

 

リンダというのは、ロイの前の妻で、15歳で家出したドットを保護してロイに押し付けて自分は逃げた。そして女性だけのキャンプを作った。まったく、フェミニズムの世界観そのまま。