「FARGO/ファーゴ S5」(2023年作品)第6話 感想 | 深層昭和帯

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精神病院を脱走したドットは、ロイと決着をつけて家庭に戻ろうとしている。

 

 

エピソード6 - 甘い罠

 

ミネソタ州では季節が変わろうとしている。ロレイン(ジェニファー・ジェイソン・リー)は交渉を取りやめ、FBIの訪問を受ける。ウェイン(デイヴィッド・リズダール)は療養中で、自分の人生について驚くべき発見をする。オルムステッド(リチャ・ムールジャニ)は予想外の相手に手の内を明かす。暗雲が垂れ込めてきているのを感じたロイ(ジョン・ハム)は、以前の仲間を使ってゲイター(ジョー・キーリー)ができなかったことをしようとする。

 

<雑感>

 

ドットがロイに虐待を受けて逃げ出してきたのは薄々わかっていたが、オルムステッドが調べてきた報告書が最後に映し出されて、虐待のレベルが違うと提示される。しかも彼女がロイのところに連れてこられたのは15歳のときだった。

 

ロイは保安官の身分を失えばただの犯罪者。それは住民による選挙によって決まる。ロイはノースダコタのガラの悪い自警団を味方につけ、右翼に武器の横流しを行っている。ノースダコタの保守性を皮肉っているわけだが、ああいう保安官が本当にいそうなのがノースダコタだ。