「キングスマン: ゴールデン・サークル」(2017年作品)感想 | 深層昭和帯

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マシュー・ボーン監督によりギリスのアクション映画。出演はタロン・エガートン、コリン・フォース、ジュリアン・ムーア。

 

 

<あらすじ>

 

キングスマンのエージェントとなったエグジーは、仇敵チャーリーと戦闘になりこれを撃退した。ところがチャーリーの目的はエグジーではなかった。車に残された彼の義手が、キングスマンの基地情報をハッキングしてしまう。これが原因となってキングスマンは壊滅的被害を受ける。生き残りはエグジーとマーリン。ふたりは復讐を誓う。

 

アメリカへ飛んだエグジーとマーリンは、死んだはずのハリーと再会。ハリーは死にかけたところをアメリカのエージェント組織に助けられたが、記憶を失っていた。そこで、かつて試験の最終テストとなっていた犬を殺す真似をしたところ、それが強いトラウマになっていたハリーは何もかも思い出した。

 

チャーリーが所属する組織の名は、ゴールデンサークル。新型麻薬で人々を凶悪化させることが彼らの目的だった。敵の基地がカンボジアにあることを突き止めた一行は、飛行機ですぐさま急行する。そして激しい戦闘ののちに解毒剤を解放して感染者の命を救った。

 

新型麻薬蔓延に何の対処もしないどころか、逆に麻薬常習者の取り締まりに利用しようとしていた大統領は、ゴールデンサークル壊滅と同時に内部告発によって失脚した。

 

<雑感>

 

舞台がアメリカになる。アメリカの組織の基地はケンタッキー州の酒蔵。エージェントは、バーボンとかウィスキーとかシャンパンと呼ばれている。イギリス人にとってケンタッキー州というのは田舎で酒を造っているイメージなのだろう。

 

キングスマンなのに、基地が破壊されてジャージみたいなので戦っているのが悲しい。でも最後にはスーツでびしっときめてくれる。やはりキングスマンならこうでないと。

 

☆4.0。知らないシリーズであったが、なかなか好みの作品だ。下手に政治的じゃないのがいい。