「ひまわりのラブ・ストーリー」(2021年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ロバート・リーバーマン監督によるカナダのラブコメ映画。出演はエリン・ケイヒル、マーカス・ロズナー、コリーン・ウィーラー。

 

 

<あらすじ>

 

シアトルシティー新聞社で編集長の助手を5年務めるケイトは、朝の会議用に編集部員分のコーヒーを買って常連店を出るが、イケメン男性とぶつかり彼のスーツを汚してしまう。感じのよいその男性は、クリーニング代も受け取らず、着替えを買うための洋服店の場所だけ聞いて去っていった。

 

ケイトが会議に出席すると、編集長は新メンバーとして元旅行ライターで社長息子のドリューを紹介。それは先ほどの男性で、編集長はケイトの出した企画記事を彼に任せると告げる。その企画はケイトの故郷の自然豊かなサンフラワー・バレーに居たオリビアという女性にまつわる愛の物語だった。ケイトは編集長に懇願し、ドリューの取材出張に案内役として同行することに。

 

ドリューとケイトは親しくなっていき、互いの夢を語り合った。ドリューはケイトの夢が正式な記者になることだと知り、彼女を励ましてよい記事を書かせた。そして独断で掲載してしまう。しかし、ケイトが望んでいたのは、独力での記者昇格であって、社主の息子に手伝って願いを叶えることではなかった。ふたりは行き違いから仲違いしてしまう。

 

しかし、その後に記事の内容が素晴らしかったとの多くの評価を受けたケイトは記者昇格を素直に受け入れることができた。そしてふたりは仲直りする。

 

<雑感>

 

カナダのラブコメ。内容が似てるんだよな。アメリカやカナダのラブコメの視聴者が女性が多く、日本のラブコメは少年誌に掲載されている漫画原作が多いというのは先ほど別の記事に書いた。そのせいで、大人の女性が喜びそうなシチュエーションのドラマが多い。

 

☆2.0。どれも似ているというのはおそらくは弱点で、日本の男性向けのラブコメも、レディースコミック原作の女性向けラブコメも、需要はかなりあるとみた。