「プライベイトレッスン」(1981年作品)感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

アラン・マイヤーソン監督によるアメリカの官能映画。出演はシルヴィア・クリステル、エリック・ブラウン、ハワード・ヘッセマン。

 

 

<あらすじ>

 

夏休み、15歳のフィリーは父親の出張の影響で家に取り残された。自宅には運転手と庭師とメイドが残っている。メイドのマローは美しい若い女性だった。

 

マローは、性に興味津々なフィリーを誘惑。彼のベッドに潜り込む。ところが彼女は突然動かなくなり死んでしまった。庭師とともに死体を埋めると、翌日にはその死体が消え失せ、1万ドルを支払わなければ死体を警察に引き渡すとの脅迫状が届いた。

 

どうしていいのかわからず頭を抱えていたフィリーの前に、死んだはずのマローが姿を現す。すべてのたくらみは運転手のものだった。マローは不法滞在だったため、彼に従うしかなかったと打ち明けた。

 

フィリーとマローは示し合わせ、運転手に脅迫を認めさせると家から追い払った。そしてふたりだけの個人レッスンが始まる。

 

夏休みが終わり、父が出張から戻ると、マローは家を出ていった。

 

<雑感>

 

年上の女性が性の手ほどきをしてくれるという思春期の少年の妄想をそのまま映画にしたような作品。そこにちょっとしたサスペンスが加えてある。15歳の少年にとって年上の女性というのは、25歳くらいの女性のことで、30歳を過ぎると母親扱い(おばさん)になる。

 

☆3.8。日本公開時たしかちょうど15歳だったはずで、クラスの男連中の間で話題になっていたが、見に行く勇気のある男はひとりもいなかった。表向きは。オレはパスした。