「密着!緊急取調室」(2022年作品)第7・8話 感想 | 深層昭和帯

深層昭和帯

映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

エド・ルッソ監督によるアメリカのドキュメンタリー作品。

 

 

エピソード7 - 殺意の三角関係

 

フロリダ州で25歳のシングルマザーのサミラ・ワトキンスが失踪し、不倫相手の米海軍の男ザカリー・リトルマンが取り調べを受ける。そうこうするうちにサミラの遺体が発見される。ザカリーの家の家宅捜索をすると遺留品などを発見。ザカリーは起訴され、陪審員に彼が取り調べでウソをつく映像が公開される。

 

別の事件。43歳のカール・ヘリッグが自宅で死体で発見される。カールは出会い系サイトで知り合ったブラジルからの移民女性クラウディアと結婚したが、金を取られていると感じて別れたがっていた。クラウディアは事件後に失踪。ブラジルに帰国していた。

 

ブラジルは犯人引き渡し条例にサインしておらず、殺人者が野放し状態になっている国。大使館同士でやり取りがなされ、クラウディアが米国籍を取得していることからようやく身柄が引き渡された。彼女は終身刑となる。

 

エピソード8 - 殺された郵便配達員

 

勤務中の郵便局員トニー・モズビーが射殺される。郵政公社が報奨金を出して情報提供を呼びかけると、容疑者ドニー・フェレルが判明。ドニーは家に立てこもり膠着状態が続く。そこで捜査官はその婚約者シャネルから事情を聞くが、男をかばって真実を語らないため、母親に協力を依頼して証言を得る。

 

警察はドニーの身柄を確保。車の割り込みに腹を立てて銃を撃ったことは認めたが、泥酔していたと言い訳をする。警察は彼に自供させ、ドニーは懲役30年に処された。

 

<雑感>

 

日本でこうした番組が成立しない理由は、加害者の人権ばかり優先されることの他に、裁判が長いというものがある。裁判を長期化させるのは弁護士利権のひとつで、これらの長期裁判により彼らは飯を食い、活動家として生きている。被疑者の利益のためになど働かない。

 

 

 

 

 

<雑感>