「ヒトラー最後の日々」(2023年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ダリア・トゥカ監督によるアメリカのドキュメンタリー番組。

 

 

<あらすじ>

 

ドイツは衰退している。かつて世界最強の国は今、第二次世界大戦によって荒廃しています。アドルフ・ヒトラーは姿を隠した。恐ろしい統治者はもはや国民を公然と支援していません。彼は徐々に正気を失いつつある。

 

<雑感>

 

正気を失いつつあるっていうけれども、ヨーロッパ全域に喧嘩を売りまくってあれだけ反発されれば正気を失いもするだろうよ。全然関係ない話だが、ソフトバンクの藤本監督みたいなヒトラーとは比べ物にならない軽い立場でもノイローゼ寸前だったんだからな。

 

独裁者だから正気を失ったのではなく、責任のプレッシャーで正気を失った。ヒトラーが悪いことをしたから正気を失ったんじゃないんだよ。指導者の立場に立つ人間はみんなものすごいプレッシャーと戦っている。みんな正気を失う寸前で踏みとどまっている。

 

☆1.0。ヒトラーだけが特別じゃないよ。そういうところの人間観察が間違っているよな。