「キルラキル」(2013年秋~2014年冬作品)第5話 感想 | 深層昭和帯

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ヌーディスト・ビーチの黄長瀬紬(きながせ つむぐ)登場。



これだけ個性的設定なのに描写で説明できているのが驚異的。中島かずきは一流。あっという間に時間が経ってしまう。

文化部統括委員長蛇崩乃音(じゃくずれ ののん)が戦闘初参加。鬼龍院皐月の意を組んで無理に倒しに行かずにデータ収集に努める。

纏流子(まとい りゅうこ)と鮮血(せんけつ)の友情が確固とした重要な回。初見時は第5話から本能字学園の各部活と纏流子の戦闘が始まって最後に鬼龍院皐月に辿り着く展開だと考えていたので見事に裏切られて喜んでいた記憶がある。第4話の展開はブラフだったのだ。

ヌーディスト・ビーチという存在が明らかになって、本能字学園による全国制覇、纏流子の復讐だけでなく、生命繊維を巡る別の争いもあるとわかった。むしろそれが本筋で、鬼龍院皐月が見据えているものが纏流子の考えるものとはまるでスケールの違う話だと判明するのはまだ先。かーちゃんが出て来てからだ。

「キルラキル」を越える脚本のアニメがこれから出てくるかどうかは未知数。アニメの10年代最高傑作は間違いなくこれだな。対抗は・・・「まどか☆マギカ」? 1クール物で「まどか☆マギカ」、2クール物で「キルラキル」だろうなぁ。

10年代の4クール物ってなにかあったっけ? 「コードギアス 反逆のルルーシュ」は00年代だもんな。10年代の4クール物アニメオリジナルってあまり記憶にないわ。

そもそもアニメ最高傑作を決める場合、絶対条件はオリジナルであること。この10年の最高傑作って今年の年末に決まるんだよな。

金儲けアイドルアニメは論外だけどな。