「新・女検事霞夕子 知らなかった」(2000年作品)感想 | 深層昭和帯

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猪崎宣昭監督による日本のサスペンスドラマ。出演は鷲尾いさ子、小松政夫、冨士眞奈美。

 



<あらすじ>

横浜市内の運河で、夫・穂刈守(小松政夫)と自転車の二人乗りをしていた妻・トヨノ(冨士眞奈美)の転落水死事故が発生。トヨノの服装に疑問を抱いた夕子(鷲尾いさ子)は、事件として捜査を始めた。結婚25年の守らは、子供こそいなかったが円満夫婦。

トヨノは自分の生命保険を守を受取人にしてこっそり、“天国からのラブレター”としてかけていた。だが、守に愛人がいたことが明らかになって事態は急変していたのだ。

犯人は穂刈守。彼は穂刈家の養子で、自分に惨めさを感じていた。一方で妻のトヨノは、下品で無教養で子供も産めない女と夫から軽蔑されながらも彼を愛し続けていた。互いの劣等感が絡み合った事件だった。

<雑感>

だから真っ先に犯人をばらすなと。犯行時の様子を全部提示してから物語を進めるパターンが多い。推理者というよりはミステリ仕立ての人情噺なのでこういう構成になっている。

☆2.0。冨士眞奈美さんて若いころすごい美人なんだよな。中年を過ぎてからの活躍の方が目立っているけど。