「青いブリンク」(1989年作品)第9話 感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

原作:手塚治虫、監督:原征太郎、シリーズ構成:柳川茂、制作:手塚プロダクション。



第9話 戦う国・レッドバル

砂漠の国、レッドバル。そこでは力の強さが一番大事な事とされていた。カケルはチッピという少年と出会い、チッピが、弱虫だという理由で、父であるレッド3世に親子の縁を切られてしまった事を知る。王は弱い王子が悪いと決めつけ、カケルの父についての情報も教えてくれない。

しかし、サンドタイガーをチッピに倒させれば、チッピを許し、父の情報も教えるというのでカケルらはサンドタイガー退治に向かった。だが、サンドタイガーは傷ついた身体で子供を守っていたため、狂暴になっているだけだった。優しいチッピはサンドタイガーを治療した。

サンドタイガーを手懐けたチッピは、城に戻れることになった。

<雑感>

「風の谷のナウシカ」や「ドラゴンボール」などの影響も垣間見られる。手塚は自分より若いアーティストから刺激を受けて生涯現役でいた漫画家だった。