天香久山のお話 | あすかのブログ

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自分のなかに
気がついたことを記録に残した
日記帳です。

雷の丘をすぎて、ひたすら真っ直ぐな道を歩く。
道は広いが、歩いている人がいない。

見晴らしがよい道で、途中には眺める先の案内地図があり、
「あの山のあたりが、お宿で…あれが天香久山…まあ近いかしら?」
と思いながら行く。
それから、バス停の地図があったので、あと何本の交差点を過ぎればいいかを数えて、四本の横道を越えればいいのかと確かめる。


二本目を越えたところで、きついなと思い始めた。


すると、大きな牛さんの看板が…
「あっ!あれは、お土産を買いたいと思っていたお店だわ…」

『飛鳥の蘇』という万葉の時代のチーズのような乳製品を造っている西井牧場さんまでたどり着いた。

飛鳥は、酪農の発祥の地でもある。
シルクロードの文化を持つ都であったから。


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これらが宅急便で家に届けてもらったお土産。


ここのお店で、マンゴーミルクシェークを飲んで一息いれると、まだ行ける気分になる。

ここの場所が、もう天香久山の南麓であるが(笑)

細い道を少し行くと、天岩戸神社があった。

小さな小さな鳥居があって、社は山にぴったりとくっ付くように建っていた。

私の目的地は、この山の北麓にある天香山神社だが、来れたことに御礼をして、反対側にある天香山神社へと向かった。


道標をたよりに曲がると山の脇を通るらしい坂道があった。

そこで、方付けものをしていた地元の人に、
「この先の神社へは、この道で行けますか?」
と聞いてみた。



「行けるけど、昔のように見晴らしが良くないからね~」と、あまりお薦めできないと残念そうに、言われる。

「そうですか。まあ、一応行ってみます」と応えて、その道を進んだ。

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この上を更に頂上へ向かうと国常立尊神社がある。
先ほどの地元の人が、言っていたのはここの話だと思われた。
昔は地元の人たちが、山の手入れをしていたが、国が文化財指定にしてから、ほったらかしにされているらしい。(詳しくは、わからないが)


確かに、麗しい名に似合わない 遠くからの眺めの山だなと思われたが…


頂上には行かず、山を周り、目的地の天香山神社が見えてきた。

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