2010/07/13~
風邪にやられる。
んで、ここぞとばかりに一年ほど無精で伸ばしっぱなしだった髪を切った。
思いきって(?)バリカンで坊主にする。
髪型がスッキリすると気持ちまでスッキリとする気がしたり・・・
しなかった。
何だかヤサグレた気持ちと調子悪すぎる身体に、
いつものダメなコトと
音楽が作用する。
何だかわからないけど、
わからなくていいやって思えてくる。
SPECTRALS のSLUMBERLANDからの7’s
SUPLEX CASSETTES から出ている赤いカセットを手に入れるのが
今の自分の存在意義でもある。
マンチェスターのMAZES とのSplit シングル
このMAZESは“Go-Betweens”なる曲が入っているシングルを出していたりする。
自分的にはとても気になる存在だ。
思わずジャケ買いしたTHE LIKE の2枚目のアルバムだが、
同時期に購入していたSLEIGH BELLS のアルバムの方が好みだ。
TELL’EMのシングルでは感じなかったが、アルバムを通して聞いてみると、
なにかが始まる(始まっている・もしくは終わっている)感がビシビシと伝わってくる。
なれのはて・・・
なんだか残酷なほどキラキラとしたアルバムだ。
The Apples in stereo の最新作“Travellers in Space and Time”を聞くたびにも
なんだか同じ様な感覚が襲ってくる。
もっともこのアルバムの内ジャケには、ヤケにひどく象徴的に
DEDICATED TO THE FUTUREと書かれていたりするのだ。
一見、完璧に見えるモノほど実は、
やるせないほどダメであったり、
確実なモノを喪失していたり・・・
そんなモノに覆われている毎日をすり替えてくれる
ダメな事に惑わされたままでいいや。
っていうか、そんなんしかできやしないから。
月刊岩淵1
岩淵弘樹監督による20分の短編ドキュメンタリー作品。
作品全体に何か感じたことのある
得体のしれない漠然とした不安感・焦燥感みたいなモノが
チラチラとその顔を覗かせている。
他者との関わりをなるべく希薄にしようとする構造(社会)の中で、
岩淵は、自分を同志と呼ぶ おじさん(並木さん)にグイグイとテメエから
まるで己の存在意義を確かめるがごとくぶつかってゆく。
夕暮れせまる松本駅 しめった股間 ( 血まみれの2人 )
ここには、上っ面だけで完結しようとする あらゆる物事を拒絶し、
まるで刃物で互いの本質ってモノをえぐり取ろうとしている
痛々しい血まみれの2人が見えたりもした。
自身のライナーノーツで岩淵は、
~並木さんの懐に自分の小さな威勢をぶつければ、
可視化できない関係性がカメラに映るような気がした。~
~カメラを持つこと、ただの記録ではなく、そこにある作為を乗せること。
ドキュメンタリーを筆のように描くこと。自分の力を試したかった。~
と書いている。
こういう才能を自分達は、支えてゆかなければならない。
こういう人に作品を作ってもらう為に、金が回ってゆかなければならない。
こういう作品を平気で見過ごしている何気ない構造ってモノをぶち壊す為にも
何気ない日々に何気なく流されないように
自分なりに行動してゆかなければならないと感じた。
HAHAHA
別にたいしたことが起きてるわけじゃない。
どうしてもやらなきゃいけない状況がやってきただけだ。
そいつは又、足音たてずにやってきた。
頭ん中で考えてただけで、現実は何ひとつ改善されちゃいなかった。
今回も工面するしかない。
イヤ、このまま逃げ続けようか。
結局いつもと同じ繰り返ししてる。
同じコト、同じ気持ちで挫けてる。
こんなんに支配されてるなんてまるでアホみたいだ。
もっと簡単に考えよう。
色んな状況や環境・・・
一番はテメエの感情ってやつが物事を複雑にさせているに違いない。
今回は、一千万工面した。
コレが返さなくてもいい金ならばちょっとは景色が違うだろうさ。
ここ10年ほど親の借金の為に色んな人に会いに行き、色んなコトを聞かされてきた。
その昔、高利貸しのオッチャンは言ってたっけ。
「よくいい聞かせた方がいい、こういうとこで金借りるやつは又同じコト繰り返す。」って・・・
まったくその通りだよ。
形が違えど同じ事やってやがる。
そいでもってケツ拭くのはオイラの仕事さ。
ちょっと被害者意識ってやつでフテテみる。
たいしたことが起きてるわけじゃないのに。
半日かけて一千万を紙キレに替える。
まだ終わりが見えない。
やっぱ、アホは俺だ。