香椎美裕紀ストーリー <第1話> 吹きすさぶ逆風、それでも前に進むと決めた | 森井みゆ紀(ミュウミュウ)の流れを読むブログ

森井みゆ紀(ミュウミュウ)の流れを読むブログ

流れを読み解く日々を発信しています。星の話やサインのこと、エネルギーを扱う実践についてなど。

こんばんは!

 

突然ですが、今回初の試みとして

私自身のこの数年・数ヶ月の物語を書いてみて

皆さんにお届けすることにしました。

 

 

自分自身のことをオープンに書くのは

とても恥ずかしいのですが、

私がこの数年チャレンジしてきた体験を等身大でお伝えすることで、

読んでくださる皆さまにとって刺激になったり、

励みになったりすることがあればと思い、

書いてみることにしました。

 

もともとはメルマガ読者の方のみにお届けする予定だったところ

今までにない反響や感想をいただき、

思いきってブログでも掲載することにしました。

 

全4話の予定でお送りしますので

物語のように楽しんで読んでもらえたらと思います!

 

それでは、お届けいたします。

 

 

===

 

 

第1話 吹きすさぶ逆風、それでも前に進むと決めた

 

 

 

 

私は28歳の時にヒーラーとして起業をした。

 

 

起業というとかっこいいけれど、

実際は、ささやかなおこづかい程度の副業だ。

 

本業である介護の仕事をするかたわらで、

ブログを作ってせっせと発信を続けていた。

時々お客さんの申し込みがはいるものの、

せいぜい月に2、3人・・・。

それだけではとても食べていけない状態だった。

 

 

大学を卒業してからの私は

自分の天職を探そうとして、仕事を転々としていた。

小さなものまで入れると30種類を軽く超える。

 

仕事を変えるたびに年収が減っていく、

まさにワーキングプアの状態だった。

1人ぐらしの女性が、風呂無しアパート生活。

 

 

当時、私が勤めていた介護の職場は世田谷だった。

そして住んでいたアパートも世田谷。

 

世田谷は、地域によっては高級住宅が並んでいる。

私が介護施設のバスで送り迎えにいくおばあさんたちの家は、

同じ世田谷でも私の住む家とは全く違って裕福そう。

 

「こういう大きな家っていいなぁ、

こういう住宅街って素敵だなぁ。

でも私は一生こんなところに住むこともない・・・」

素敵な家を見るたびに、私はしょんぼりしていた。

 

 

起業後も4年半ほどそんな生活が続く。

 

女性としても30代を超え、

そろそろ結婚を考え始めたとき

当時お付き合いしていた、

結婚予定だった男性にフラれてしまう。

 

人生で一番大きな絶望を味わうと同時に、

結婚が白紙になってしまったことで

本当にそろそろ仕事を何とかしないと、

という状況に追い込まれた。

 

そうして本気のスイッチが入った私に呼応するように、

ヒーラーや占星術の仕事の状況が大きく変化して

軌道に乗ってきた。

 

驚かれるような話だが

ビジネスの基礎を自分でちゃんと学び始めてから、

副業だけで言えば、お客さんの数は40倍以上になった。

 

 

 

ヒーラーの収入が、

本業である介護の仕事の収入を大きく超えたので、

もういつ辞めてもいい状態に。

 

介護施設への出勤日数も

この頃には週2日になっていて、

職場での自分の存在意義も感じにくくなっていた。

 

さらに自分がもらう介護の時給よりも、

私が事務局スタッフに支払う時給のほうが高いことにふと気付き、

退職を本気で考え始めた。

 

とはいえ、介護の仕事は好きだし楽しかったので

辞めてしまうのも寂しい。

 

それに自分の仕事の売上が上がったとはいっても

これが一時的なもので

ここから落ちてまた元に戻ってしまったらどうしよう…。

 

誰もが、自分で始めた仕事1本に移る時に通るであろう不安。

それが私にもやってきた。

 

でも自分のいるべき場所はもうここではない気がする、

そんな感覚を確信的に感じた。

勤めの仕事をやめることは勇気が必要だったが、

私は「自分の仕事で生きていく」という生き方に

思い切ってシフトしたのだった。

 

ちょうど5年前の夏、8月のことだった。

 

 

 

 

ありがたいことに完全に独立してからも

仕事は順調に進んでいった。

 

しかし、「仕事とお金をどうにかする」が目標だった私は

それが達成されたいま

正直なところ、目標を失っていた。

 

これからはどうしよう?

それが次の悩みだった。

 

 

そして私は様々なことにチャレンジしてみることに。

チャレンジの基準は

「いま一番やるのが怖く感じること」だ。

 

そうしていけば

きっと道が開いて行く、きっと何かが見えてくる

そう信じて進んでいく日々だった。

 

 

それからの私は・・・

月に300人近いお客さんへのセッションの実施、

自分にとってチャレンジだった対面セッションや講座のスタート、

全国を縦断しながら各地で開催するイベント、

多い時には一回に80人以上が集まるお茶会の開催、

仕事以外でも歌と踊りのオーディションに応募したり、200名の観客の舞台でパフォーマンスを披露したり・・・

などなど。

自分が「怖く」感じることに色々と挑戦してみた。

 

そうやって自分と向き合い

そしてどんな生き方をしていきたいか、と模索する中で

常に私の中にあり続けたのは

 

「 自分の考えを発信して生きていきたい 」

「 私はやっぱり書くことが好き!本を書いてみたい 」

「 書くことが仕事になって、それで生きていけたらどんなにいいだろう  」

 

ということだった。

 

思い返してみれば、

本を出してみたいと私はよく言っていた。

それこそ副業だけでは食べていけなかった頃から。

 

そのことに気付いたとき、次の目標は定まった。

 

「私、本を出してみたい」

 

起業してから7年近く立ち、

私は自分の原点ともいえる目標を見つけたのだ。

 

 

 

 

新しい目標が見つかると、

新しい課題ももれなくセットでやってくるもの。

 

人から「どんな本を出したい?」と言われた時に

私は答えに詰まった。

 

私は特別な才能が飛び抜けているわけでもなく、

自分の専門であるスピリチュアルでも占星術でも

もっとすごい人がいることを知っていた。

 

そんな私が書ける本って何だろう?

自分らしいオリジナルのテーマって何だろう?

 

1人で考え続けてもわからなかった私は

“ 必要な文字が光って見える ”という特殊能力を使って、

あるコンサルタントをFacebookで見つけた。

そしてその人に協力をしてもらい、

自分のオリジナルの講座を作ったのだ。

 

その講座が、私の運命を決めることになった。

 

講座のタイトルは、“ 流れを読むチカラ ”講座。

 

  日常の様々な偶然やシンクロニシティから、

  必要なメッセージや運命のサインをよみとくことで

  流れに乗っていく生き方を伝える講座だ。

 

私が自分の人生の中でいつも自然に使い続けてきた

“ 流れを読むチカラ ”。

今後やってほしい講座は?というお客さんへのアンケートでも

ダントツ1位になった。

 

流れをよみとくことは、

私にとって呼吸のような当たり前のことだったので

最初は本当にこんな講座でいいのかな?と不安だった。

 

でもいざ開催するとすごく評判がいいし、

自分でもやっていて面白い。

「この講座で人生が変わりました」

というお客さんの声もたくさん届いた。

 

そんなみんなの反応を見て、

「これが私らしいテーマなのかもしれない。

このテーマを本にしたらいいんじゃないか。

自分が本を作るとしたら、これなんじゃないか」と少しずつ感じ始めた。

 

その感覚は私にとって、

自分の中にある宝物を見つけたような気持ちだった。

そして、出版するならこれで行こうと自分の中で定まった。

 

それからの私は、様々な場に顔を出すたびに

「 “流れをよみとくこと”についての本を出すのが目標です 」と

明言するようになった。

これが3年前の2014年のこと。

 

ずっと夢だった出版への光が見えてきた私は、

希望に胸を膨らませていた。

すぐにでも、このテーマで本を出して

たくさんの人に届けたいという気持ちでいっぱいだった。

 

 

しかしこの時の私は、

今後自分の身にどんなことがやってくるのか

まだわかっていなかったのでした・・・。

 

 

( 続く )

 

 

<第2話> あきらめそうになる行き止まり、道は開くのか

 

~ p.s. ~

お読み下さり、ありがとうございました^^

連続4話のお話という初めての試みです。

とってもドキドキしているので

感想やメッセージをコメントなどでいただけると

励みになるので嬉しいです!

 

次回も楽しみにお待ちください。

 

 

 

花香椎美裕紀ストーリー 目次花

リンク <第1話> 吹きすさぶ逆風、それでも前に進むと決めた(この記事)

リンク <第2話> あきらめそうになる行き止まり、道は開くのか

リンク <第3話> 運命のサインが示す先にあるもの

リンク <第4話> 夢の実現・開いた扉の先に待っていたものは

リンク <第5話> 運命のサインをよみとく生き方・私が人生で伝えていきたいもの

 

 

 

《流れを読むメルマガ》配信しています↓

 

 

 

 

星 お知らせ 星

 

・新サービスの「運命のサインをよみとく研究会」

12月からスタートします!

 

 

会員募集は11月末まで!

 

現在、70名ほどの方が会員になられています。

気になる方は是非どうぞ^^

 

 

・12月25日に

宮古島からの遠隔ヒーリングをやります。

詳細はこちら

 

 

・初めての本が出ました!

 

 

『運命のサインをよみとく事典』(サンマーク出版)

 

・時計でゾロ目を見る、

・偶然誰かにばったり会う、

・蝶々を見かけるなど・・・

様々な偶然の意味を解説した本です。

 

人生のヒントは

偶然の中に常にある、

ということを書いています。

是非読んでみてくださいね^^