お久しぶりです、ブログも1週間空いてしまいました。昨夜(6/17~18)久しぶりの快晴予報で下弦の月でしたが、じっとしておられず近場の篠山へGo。いつもの三田同好会メンバーのお二方も来られていて、楽しい撮影談義に花を咲かせました。(いつもコーヒーありがとうございます!)この日は蛍が沢山飛び交って非常に幻想的でした。普通のカメラを持参していなかったため撮影できず残念
今回は178mm(カラー)と135mm(L)の短焦点で並列同架を試みましたが、135mmの方が失敗に終わりました。失敗は①位置合わせがうまくいかなかった、②なぜか星の位置がずれてスタックが不調(原因不明)、でL画像は斑模様で使えず、下記はカラー画像のみの仕上がりです。3時間×2=6時間露光(L+RGB)の目論見が崩れてしまいました。
この対象(分子雲)は、ネットで海外の作例(お手本)を見て、咆哮する闘竜は「まるで水墨画のよう」と一目惚れ、ワイドアングルで撮影してみました。ケフェウス座は散光星雲の他、シャーク星雲・アイリス星雲など分子雲・反射星雲も豊富ですが、北極星近くにもこんなに荒らしい分子雲があるなんて知りませんでした!予想通り難敵で、短時間露光では迫力に欠けますね。ケフェウス座はまだこれから撮れますので、もっと暗い場所で再チャレンジし、メリハリのあるしっかりした作品に仕上げたいと思います。
【The Fighting Dragons on Cepheus(ケフェウス座)】LBN 552・LBN 1228他
※闘竜を表現するため左を北にしています
【闘竜部分拡大】 まさに水墨画の世界ですね
【アノテーション】
【ファインディングチャート】
Date: 2025/6/17 21:01~ 300sx45FR
(Total Integration 3h45m)
Telescope : WO Minicat51 178mmF3.5
Camera: ASI2600MCDUO -10℃ gain100
Mount: AM5
Filter: None
Edit: PIXINSIGHT
Shot in: Tanbasasayama-shi Hyogo, Japan
※並列同架で135mm、ASI1600MMで3分x75FR撮影したが失敗