昨日は新月の晴天ということで、黄砂の影響を避けるべく標高の高い大塔へGo!低温なるも久しぶりに無風・ドライの絶好の撮影日和となりました。
今日も反射・屈折の2本立てで臨みましたが、短焦点は夜半まで撮るものがないので久しぶりに分子雲を狙ってみました。(大塔は北側はそれほど暗くないが...)難度が高くネット上ではその淡さに次々討ち死にされている方が多い対象です。結果はいかに?
結果は、怖いドクロの形は何とかわかりますが、ノイズもひどくハードルが高いことを認識しました。露光時間が不足なうえにカブリが酷く、その処理で対象のSN比を下げている感じで、やはりこういう対象は①カブリのない高度の高い時間を狙う②数時間以上の露光時間をかける、基本を実感します。片手間で撮る対象ではなさそうです💦
【笑うドクロ星雲(The Laughing Skull nebula)LBN 406(りゅう座)】
LBN 406は笑うドクロ星雲とも呼ばれ、りゅう座の広大な星間分子雲領域の一つです。真ん中右の銀河はNGC6223(楕円銀河/渦巻銀河)です。
参考(分子雲の難易度(私見))
魔女の横顔<アイリス・シャーク近辺<おうし座分子雲<火山星雲<北極星付近<笑うドクロ
⇒よかったら見てください!
ファインディングチャート
データ
日時: 2025/4/26 21:08〜 23FRx300S(総露出1時間55分)
鏡筒: FSQ-106ED(レデューサー)320mm f3
カメラ: ZWO ASI 2600MCDUO
赤道儀: EQ5/EXOS2(ONSTEP) ASIAIRによる自動ガイド
フィルター:なし(UVIRカット内蔵)
画像処理: PIXINSIGHT
撮影地: 五條市大塔