黄砂の影響はなくなったのですが、すっきり晴れないですね。この新月ももうチャンスなしかな。
先日(3/25)の遠征でまだ定番の銀河が残ってしまいました。これを撮影した時間帯は黄砂や強風もだいぶマシになっています。有名どころは画像処理にも気合が入ります。
ネット上をみても超人気で、ベテランから初心者まで入り乱れて千差万別、青っぽいもの、緑っぽいもの、赤いものなど、そういう意味では個性を発揮しやすい天体なんでしょう。やや青っぽいのが主流みたいです。
M51は2回目です。機材はサブの方で、焦点距離が600mmと短いため強拡大になってしまいましたが、練習も兼ねて明るさをかなり抑え色にこだわってみました。本体の青い部分と子銀河に伸びる茶色い暗黒帯の部分、赤いHII領域と3色を表現してみたつもり...。
【子持ち銀河M51(りょうけん座)】
色については色々試行錯誤しました。
【昨年の作品】
光芒を表現しようと明るくし過ぎて色彩が単調でした。今回とまったく同じ構成(Hαなし)です。
日時: 2025/3/25 2:28~ 総露出時間2時間3分
(L19、R7、G6、B6 、HA3 41FRx3分 HLRGB合成)
前回のL画像50分(同一機材)星なしを付加⇒実質2時間53分
鏡筒: タカハシMT-130 RD(618mm f4.8)
カメラ: ZWO ASI 1600MM Cool
赤道儀: Bresser EXOS2(ONSTEP改造)
画像処理:PI(BXT、CombineHa他)
撮影地: 丹波篠山市 ※トリミングあり