自分の銀河を見てやはりカラフルさに欠けると思い、色々検証中です。今回(3/25)はサブ機(MT-130)モノクロカメラで撮影しました。(前回はカラーで撮影)やはり回転花火は色がついていないとということで昨年撮影した赤ポチも少し添えています。
一見まずまずに見えますが、露出時間は3倍なのにディテール、色彩ともに前回の方がはるかに勝っています。やはり黄砂で空の状態が悪すぎたせいかな(他にも色々要因あり)...改善が見られず今回撮影した意味がありませんでした。
【M101(回転花火銀河)おおぐま座】
以前超新星が発見されましたね。左側の青い天体は最初ノイズかと思いましたが調べるとNGC5471という輝線星雲のようです。
【昨年作例との比較検討】
条件 撮影場所/天気/透明度/鏡筒/カメラ/フィルター/露出時間/BXT
前回(左)=すさみ(B2~3)/快晴/クリアー/MT-160(MEYONコレクター)1000mm/カラー2600MC/なし/60分/あり
今回(右)=丹波篠山(B4~5)/快晴/黄砂/MT-130(純正レデューサー)618mm/モノクロ1600MM/LRGB/168分/あり
※よく見ると前回の方がディテール・色彩ともに圧勝
日時: 2025/3/25 22:33~ 総露出時間165分
(L19、R13、G12、B11 FR:x3分 LRGB合成)
鏡筒: タカハシMT-130 RD(618mm f4.8)
カメラ: ZWO ASI 1600MM Cool
赤道儀: Bresser EXOS2(ONSTEP改造)
画像処理:PI(CombineHa他)
撮影地: 丹波篠山市
※今回はHαの添加にCombineHaというアドインを使用しました。赤ポチが一瞬ででき劇的に楽になります。色の濃さとかも簡単に調整できます。PIはオープンソースになっており、こういうアドインをパワーユーザーが開発、無償で提供していただけるのは本当にありがたいことです。
【赤ポチ】以前自宅で撮影したもの
日時: 2024/4/26 01:40~ 総露出時間70分
(Baader Hα14FR:x5分)
鏡筒: タカハシMT-160 カメラ: ZWO ASI 1600MM Cool