この日に撮った銀河はこれで終わりです。質より量で、沢山撮れて楽しめました。やはりフィルターを使った散光星雲と違い、銀河の撮影は光害地では難しいこともよくわかりました。引続き精力的に遠征して春の銀河祭りを楽しみたいと思います。
【M101(回転花火銀河)おおぐま座】
M101は、地球から見ておおぐま座の方向約2180万 光年にある渦巻銀河。以前紹介したM83と同じく地球から見て銀河円盤を垂直方向から見ることができる「フェイスオン銀河」で、その姿を花火に喩えて回転花火銀河と呼ばれています。2023年5月19日に日本のアマチュア天文家板垣さんによって銀河内に超新星が発見され話題になりました。
割と大型ですが非常に淡く、自宅で2回ほどチャレンジし失敗しましたが、さすがにすさみでは楽勝でした。
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【オリジナル】
【M104(ソンブレロ銀河)おとめ座】
ソンブレロ銀河はおとめ座にある銀河、通称はソンブレロを横から見た姿に似ていることから付けられています。これまでこの銀河は非常に大きなバルジ(中心部のふくらみ)を持つ渦巻銀河だと考えられてきたが、楕円銀河の中に円盤が収まった複雑な構造を持っているようです。
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【オリジナル】
鏡筒: タカハシMT-160 MEYON 1XCLT(1000mm f6.3)
カメラ:ZWO ASI 2600MC DUO
赤道儀:ZWO AM5
フィルター:なし 画像処理:PIXINSIGHT(w/BXT)
日時: 4/1 20:28~ 300sx12FR (60分)(M101)
4/2 1:14~ 300sx6FR (30分)(M104)
撮影地:和歌山県すさみ町