今回のすさみ遠征は下弦だったので、とにかくたくさん撮りたいということで、初めて望遠鏡2台+カメラ2台体制で臨みました。望遠鏡サブの方は、望遠鏡・CMOSカメラともにほぼ初めての実践投入で大分手間取りました。こちらはサブ(モノクロ)で撮影したもの。
【しし座トリプレット(M65・M66・NGC3628)】
ししの後ろ足にあたる部分に3つ並んだ明るい系外星雲たちで,「しし座の三つ子(トリプレット)」とも呼ばれます。 撮影映えするのでファンの間では人気があります。右下がM65,左下がM66,そして北部に位置する,中央に暗黒帯が走っているエッジオン銀河がNGC3628(通称ハンバーガ銀河)です。 これらは実際にも小宇宙のグループを作っていて,2000~3000万光年の彼方にあります。
【データ】
鏡筒: タカハシMT-130 RD(618mm f4.8)
(1000mm相当にトリミング)
日時: 4/1 23:54~ 総露出時間125分
(L:5分x10FR、RGB:5分x各5FR LRGB合成)
カメラ: ZWO ASI 1600MM Cool
赤道儀: Bresser EXOS2(中華ONSTEP改造)
フィルター:なし 画像処理:PI(BXT)
撮影地: 和歌山県すさみ町