かろうじて触角も ~アンテナ銀河(NGC4038)からす座~ | 今夜も快晴!★koheiの天体写真★

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南中高度の低い からす座のアンテナ銀河をはじめて狙ってみました。当日は快晴なるも強風(というより風速10m以上の暴風)で長焦点のまともなガイドは無理と判断...明るい天体なのでラッキーイメージング作戦に変更、180秒露出を止め10秒の露出に変え、最終的にHDR合成してみました。(もちろんロスフレームは多数)その結果、画質が格段に上がり触角部分も写り、あの条件下ではまずまずの結果となりました。これはM82と同様、二つの銀河の衝突部分はHαで写るようなので、今後自宅で撮って合成してみます。

 

【アンテナ銀河(NGC4038)からす座】

NGC4038/NGC4039はからす座にある銀河の対である。NGC4038及びNGC4039という二つの銀河が衝突しており、互いに潮汐力を及ぼし合うことで2本の長い腕状の構造が伸びているのが特徴である。日本では触角銀河とも呼ばれる。

【HST-すばる望遠鏡コラボ画像(参考)】

 画像も色彩もすばらしいですね。

データ

日時: 1/30 2:05~ 30sx56FR、180sx4FR

(総露光時間40分)

鏡筒: タカハシMT-160 MEYON CLT(1000mm f6.3)
カメラ:ZWO ASI 533MCP gain100 -10℃
(ASI120MMによるオートガイド)
赤道儀:ZWO AM5
フィルター:なし 

画像処理:PIXINSIGHT (HDRCompositon)
撮影地:伊賀市(青山高原)寒かったです(ブルブル)