ひさしぶりにカラー2台で撮りたくて、12/2の大塔にはニコンZ6+135mmも持参しましたが、相変わらずASIAIRとZ6は相性が悪く、途切れてばかりでまともに動かず、やむなくZ6単体・30秒露光で80分連射しました(タイマーもなかったため)。枚数が多く画像処理が大変で、フラットも合わず帰ってから撮り直し、4~5時間費やしてやっと日の目を見ました。やはりCMOSカメラの方がはるかに楽です。(←ZWOの戦略???)
相変わらず飴色の色彩の分子雲ばかりですいません。もう少し横長だったのですが、左側から超明るい木星の光が差し込んできており、トリミングしました。本当はプレアデスを入れた方が位置関係がよくわかるのですが、これまた明るすぎて処理が難しいのです。
【おうし座分子雲(IC2087周辺)】
先日アップで掲載した星域の南側で、ヒアデス星団の北側は分子雲の宝庫です。左上の巨大な分子雲(暗黒星雲)はB22、その中にかすかに見える反射星雲がIC2087で、濃厚な分子雲に遮られ、できたての若い恒星によって照らしだされています。
アノテーション
ファインディングチャート
データ
レンズ: SIGMA 135mmF1.8 DG HSM (F2.8)
カメラ: NIKON Z6(HK-IR)ISO3200
赤道儀: EXOS2 ONSTEP改造 ASI120MMminiにてガイド
フィルター:なし
画像処理: PIXINSIGHT
日時: 12/2 20:10~ 161FRx30S (総露出1時間20分)
撮影地: 奈良県五條市大塔
※冬場は自然冷却でノイズも少ないので、もう少しZ6を使い倒したいがやはり
使い勝手が...