もうネット上であまり話題もなくなり、マニアのブログ等でも10月中旬の全盛期の写真が処理されて飾られています。今日たまたま夕刻晴れており、高度も高くなったので光害地の自宅(吹田市)で撮影してみました。COBSの観測値は6等程度ですが、双眼鏡8*30でも見つけられませんでした。やはりそろそろお別れをするときがやってきたんですかね。(次回はまとめですね)
【10/30の紫金山・アトラス彗星】
途中から曇ってきて6分しか露出できませんでしたが、内部構造はもちろんアンチテールも確認できません。尾は3度くらいか。天の川に近づいているので、都会でも星がたくさん写っています。今後も機会があればさらに長時間露出を試みますが、遠ざかるので中心核やテールの構造などの画像は望むべくもなさそうです。
夕方虹が出ていました
【データ】C/2023 A3 (Tsuchinshan-ATLAS)
日時:10/30 18:23~
カメラ:ZWO ASI2600MCDUO
レンズ:FSQ-106ED RD (320mmF3.0)
露出時間:60秒・6FRスタック(彗星核スタック)
(総露光時間:6分)
赤道儀:ZWO AM5
カメラ内蔵ガイドカメラによるオートガイド
フィルター:なし
画像処理:AutoStakkert3!(スタック)・PI
撮影地: 大阪府吹田市