この彗星の魅力の一つがアンチテールです。だんだん伸びてきて、しかも角度が付いているような気もします。
10/21の分アンチテールは撮れているのですが、一部の方の写真を見ると、その中にひときわ細く濃いネックライン構造を見ることができています。さらにそのネックラインが逆にダストテールを突き抜けている素晴らしい写真もあります。こんな写真を撮ってみたいですね。
「アンチテイル」はダストの尾が太陽方向に伸びて見える見かけの構造ですが、「ネックライン構造」は彗星から放出されたダストが再び軌道面状に集まってくることで形成される現実の構造だそうです。(HIROPON さんのX参照)
あとさらに長焦点で彗星核の拡大写真も撮ってみたいんですが...。
普通の人から見ると祭りは終わったのでしょうが、一般の彗星のことを思えばまだまだ望遠鏡による撮影チャンスは続きますので、大彗星の変化を追っていきたいと思います。(天文ガイド入選分は5月で10.5等だったのですが尾は写りました→ここからよく成長してくれました☆彡)
それにしても天気が悪いですね。今日は元々観望会の予定で、子供たちに彗星を見せてあげたくて7x50双眼鏡も準備していたのですが...残念。