いよいよ秋の王者アンドロメダ大銀河(M31)の登場です。昨年撮りましたが、露出が長すぎ中心部が飽和してしまい、失敗作に終わりました。今回は60秒露出で中央部(バルジ)を飽和させずに周辺部(ハロー)の光芒を表現することに加え、ナローバンドフィルターでHII部分(いわゆる赤ポチ)を撮影・合成し、自然な感じで色どりを添えることができました。皆さん十人十色、様々な表現をされていますね。
【アンドロメダ大銀河(M31)アンドロメダ座】
アンドロメダ座大銀河M31は、日本から見える銀河としては最大のもので、広く一般に知られている有名な天体です。M31の広がりは満月を横に5つ並べたほどもあり、肉眼でもはっきり見える明るさです。地球からの距離は約250万光年で、これは私たちの銀河系(銀河系の伴銀河を除く)から最も近い銀河です。
アンドロメダ銀河のHII領域(拡大)