大分前に撮影して画像処理をしていなかったものです。まだASIAIRで撮影していたものです。わりと細部まで描写できたのでアップいたします。
今年ラッキーイメージングを始め、撮影した惑星状星雲は6勝3敗でした。3敗はすべて露出オーバーで飽和もしくは露出不足で修正不能でした。ラッキーイメージングの惑星状星雲は1ショットの露光時間が非常に重要です。Gain200くらいで明るい惑星状星雲は1秒、暗いのは5~10秒と覚えておきますが、最初は撮影してみないとどのくらいか分からないですね。ブルーフラッシュ星雲は暗い方です。
【ブルーフラッシュ星雲(NGC6905)いるか座】
わし座とはくちょう座の中間、いるか座にある惑星状星雲で、Blue Flash Nebula(青い閃光星雲)の別名があります。紫がかった鮮やかな青色をしていて、ラグビーボールのような🏉楕円形です。さらに星雲の濃淡もあり、片側がくし歯の様になってるように見えます。両端の淡い部分を出すのがポイントのようです。
(14:30画像差し替え→再画像処理(ダーク撮り直し)により上下サイドの淡い部分が浮き出てきた!)
オリジナル
データ
日時: 7/30 22:08~(5秒x500Frx50%採用≒21分)
カメラ: ZWO ASI678MC QBPフィルター
レンズ: ミューロン180C RD(1770mmF9.8)
赤道儀: EM-200改 ノータッチガイド
撮影場所:吹田市
画像処理:AutoStakkert!3(スタック)、PI