前回屈辱の失敗に終わったはくちょう座の超新星残骸トライアルですが、今回(7/18)は、満月近くの最悪の条件でしたが、手持ちの最大戦力、最長の露光時間で再突撃いたしました。残念ながらお粗末すぎて今回も惨敗、この対象からは撤退いたします。大阪の明るい空をなめたらあかんで~!
ただし今回の収穫は、月と光害で汚れたカブリ処理を何回もやり直し、一応画像処理手順を確立した感があります。(炙り出しはまだ改善余地大)1年前色カブリは全くお手上げでしたが、色々皆さんに教えていただき、少しは進歩した感じです。
撮って出し(スタック後)→カブリ処理後 (もちろん対象は見えず)
どうしても月のある時に宅撮りとなりますが、そうなると月明りでやはりOIIIは難しいことを再認識いたしました。淡い星雲は苦多くして結果はいまいちということで撤退。宅撮りの対象として、次は比較的よく写るHとSをメインとしたSHO(カラーシフト)で取り組んでみることにいたします。(もうすぐしたら惑星の季節なんでそっちでいいか)
データ
日時: 7/19 21:40~ 300sx37FR (3時間5分)
(※雲の通過で歩留37/53)
レンズ:Askar FMA180Pro(180mm F4.5)
カメラ:ASI2600DUO
赤道儀:EM-200(オートガイド)
フィルター:HYO HO3nm
画像処理:PIXINSIGHT
撮影地:吹田市