以前何十年も前の乗鞍の話をしましたが、このいて座の定番構図は、銀塩時代含めて過去何回も撮ってきたいわば旧友です。今回7/3王塔で撮り増ししてきましたので、前回(6/5)分と合わせて再度スタックし画像処理をしました。
さすがに3時間以上露光すると、トリミングしてもディテールが非常に繊細に表現できます。
【M8(干潟星雲)】
【M20(三裂星雲)】
【猫の手星雲(IC4684、IC4685、IC1274、IC1275)】
中心部を減光・拡大(左)し、ハッブル望遠鏡の写真(右)と比較してみました。さすがに300mmレンズでハッブルと戦うのは苦しいです。(色味は似た感じで面白いですが)
鏡筒: タカハシ FSQ-85ED(レデューサ)327mm f3.8
カメラ:ZWO ASI 2600MC DUO(オートガイド)
赤道儀:ZWO AM5
フィルター:サイトロンQBPフィルター
画像処理:PIXINSIGHT(HDRMT使用)
日時: 6/5 0:04~ 300sx17FR
7/3 23:56~ 300sx22FR (総露光時間 3時間15分)
撮影地:岡山県美作市(大芦高原)・奈良県五條市大塔