昨夜(6/4)快晴予報で大芦高原(岡山県美作市)へ緊急発進。終夜快晴で1ヶ月ぶりにスターシャワーを浴びてきました...日が短く撮影時間が少ないのはどうしようもないですが...。予想外の快晴のため準備時間もなく、赤道儀1台で夏の星雲星団を楽しみました。
夏の主役といえば、皆大好き干潟・三裂星雲M8・M20でしょう。これは私は1998年銀塩で乗鞍山頂で凍えながら撮った思い出の対象で、なつかしさ満載です(E100S+2増感、45分露光)...当時は車で登れました。写真は今も昔も下手ですが、その時見た夜空の美しさは人生で最高でした(この写真は99年の年賀状)
あれから 26年たち、また懲りずにこの趣味を始めているのですが、今では居眠りしながらでも撮れるので技術進歩を感じます。最近銀河にハマっておりFSQ君は出番がなく寂しそうにしていましたが、やはり星雲の解像度はいいです。DualバンドではなくQuadフィルターを使って、茶系で渋くまとめてみました。
【干潟(M8)・三裂星雲(M20)いて座】
左の星雲は猫の手星雲(IC4684、IC4685、IC1274、IC1275)、下の散開星団はNGC6544(海外ではStar Fish Cluster(ヒトデ星団)と呼ばれている)など天の川のど真ん中でたくさんの星雲星団(暗黒星雲含む)が写っている。
鏡筒: タカハシ FSQ-85ED(レデューサ)327mm f3.8
カメラ:ZWO ASI 2600MC DUO(オートガイド)
赤道儀:ZWO AM5
フィルター:サイトロンQBPフィルター
画像処理:PIXINSIGHT(BXT、HDRMT)
日時: 6/5 0:04~ 300sx17FR (85分)
撮影地:岡山県美作市(大芦高原)