何と天文ガイド8月号にダブル掲載されました。一点はビギナーの部で「南天の回転花火銀河（M83）」（P139）で、もう一点は紫金山・アトラス彗星特集（P26）の中の写真です。初応募で初入選となりましたが、この上ない喜びで今後の励みになります。同好会・ブログの方々含め、ご指導いただいた皆様に感謝申し上げます。
そろそろ始めて1年たつので腕試しも兼ねて雑誌でも応募してみようかと思い、ビギナー枠のある天文ガイドのみにA4プリントし3点フルで応募しました。4～5月に撮ったM83、彗星以外のもう一点は三日月星雲、3点いずれもタカハシMT-160＋MEYONコレクターの作品です。（MT-160は同好会のSさんからの何十年前の借りものです）ビギナーの部でもレベルは低くないので、万一掲載されるとすれば彗星かなと思っていましたが、ちょうど特集に当たりラッキーでした。
紫金山・アトラス彗星は、篠山で撮ったものです。すさみのポンスブルックス彗星とどちらを出すか迷ったのですが、画質が非常に悪く、さすがにA4プリントは無理だと思い、こちらにしてよかったです。まだ彗星も小さい（今でも小さいのは心配？）のでMT-160で拡大したのですが、他の方は20cm以上の望遠鏡で撮影されており、時系列に並べる形ですので、1000mmで撮影して正解でした。（原版に比べるとかなりカットされています）
M83はすさみで撮ったものです（津村さんにお会いした時）。色彩はきれいなと思ったのですが、露出時間（他の方は最低でも数時間）が極端に短く、赤ポチもないしダメかと思っていましたが、講評に「F6.3 総露出55分で、良好な描写」と...むしろこの短時間露出なのに最近の機材はよく撮れる...という意味深な感じでコメントいただきましたが、素直にうれしいです。
