CANP2024に参加して | 今夜も快晴!★koheiの天体写真★

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天体写真のすばらしさを伝えたい...

 

姫路と近くだったので6/29~30天体写真のイベントCANP(デジタル天体写真の集い)に初めて参加しました。
あらかじめ名簿が送られてきて見ると、来場メンバーが雑誌コンテストの常連さん、メディア・メーカーの方など130名ものすごいメンバーでした。何名かは遠征地等でお会いした方がおられましたが、中途半端な私としては中々気後れする感じでした。

 

 


内容は、老若男女、メーカーの人の講演、実機や生写真の展示、メーカーによる新製品の展示と盛り沢山で楽し過ぎました。また有名人の方も何名かお話ができて貴重な経験でした。講演、懇親会を通じて、機材の工夫調整・露光時間・画像処理など考えられないほどの時間と費用、想像を絶する努力をされて、そこに至っていることがよく分かりました。まさに天リフ山口さん曰く、天体写真のガチ集団です。さらに多忙な方や高齢で遠征が難しい方は。超長時間の宅撮りやリモート天文台設置、果ては海外のリモート天文台の活用までぶっ飛んで行っています。

 

 

雑誌の編集長曰く、入選の秘訣の一つは「人の撮っていないものを撮る」こととおっしゃられているように、同じ対象だと当然機器のレベル・時間のかけ方・画像処理の優劣でほぼ決まってしまうので、中々新人が選定されるのは難しいようです。一方さすがに機器の高額化とともに、この趣味はシニアが席巻し「マニアは趣味を壊す?」で若手が増えない、という問題意識もある様子で、大学生2組・20代若手2名の発表を入れたり、どうやって若手が天体写真に興味を持つかに関しても何人かが言及されていました。

 

 


さて振り返って私の方針は...。私は技量も忍耐力もないので、今まで通り自己満足と足跡を記すため、ブログ・Xに載せて恥ずかしくない程度の品質で、もう半年くらい各種メジャー天体を数を撮り尽す...その後工夫したり、どれかに集中したりして、他の人が撮っていないものを探して撮ってみる→もし特別いいのができたら応募してみる、くらいにしようかなと思います。

 

若年層の問題については、企業や組織にとっては死活問題ですが、私がすぐにできることと言ったら子供への観望会の手伝いくらいなので、これに集中したいと考えています。

 

PS:話は変わりますが、8月より不定期で西はりま天文台で天文指導員としてアルバイトすることになりました!→交通費を差し引くとほぼボランティアですが...天文台で働けるのは夢のようで、楽しみ過ぎてワクワクが止まりません。(石田五郎さんの「天文台日記」を読んだ世代です)