わし星雲(M16)へび座 ~Pillars Of Creation (創造の柱)~ | 今夜も快晴!★koheiの天体写真★

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自分の撮った天体写真をメインに載せていきたいと思います。まだまだ初心者ですが、あまり目立たない画像処理で、自然かつ精細な美しい写真を撮ることが目標です。コメント、いいねは励みになり、よろしくお願いします。

多少季節外れ(本来夏)の天体ですが、そろそろ明け方には夏の天の川が横たわっている季節になりました。銀河の単調な色彩にも飽きてきたのと折角南がとっても暗いすさみに来ているので、明け方夏の散光星雲の代表「わし星雲(M16)」を撮ってみました。

 

かつてハッブル宇宙望遠鏡が1995年に撮影したM16の創造の柱はすばらしいもので、天体写真を撮る方は真似てチャレンジしたい対象です。今回はワンショットカラーで撮影しましたが、次回はモノクロカメラ(SHO合成)で撮ってみたいです。

 

 
【M16(わし星雲)へび座】
全体が羽を広げた鷲のように見えることからこの名前が付けられています。わし星雲は星形成が活発に行われているいわばベビーブームの領域です。1995年にはハッブル宇宙望遠鏡によって、星雲中央にある細長い暗黒星雲の画像が撮影されました。この観測によって、暗黒星雲の柱の先端からさらに細い分子雲が伸びており、その先端に生まれたばかりの星が隠されている様子がはっきりと捉えられました。そのためこの暗黒星雲は新しい星を生み出す「創造の柱」(Pillars of Creation )と名付けられました。
 
【創造の柱-Pillars Of Creation (上の写真よりトリミング加工)】

鏡筒: タカハシMT-160 MEYON 1XCLT(1000mm f6.3)

カメラ:ZWO ASI 2600MC DUO

赤道儀:ZWO AM5

フィルター:HYOデュアルバンドフィルター(3nm)

画像処理:PIXINSIGHT(BXT)

日時: 4/10 2:46~ 300sx22FR (110分)

撮影地:和歌山県すさみ町