久しぶりに晴れてきましたが、撮影には程遠いお天気です。
昨日に続き調子に乗ってオーストラリアの写真の再処理をやってみました。ずいぶん派手に処理したつもりですが、PIXINSIGHT上で見るのと違い、ブログに落とすと少し地味になります(^^;) どうしようもないのかな。プリントする際には何らかのキャリブレーションが必要です。前回処理(PS・SI7)に比べると、ブログ上の見た目はあまり変わりませんが、無理な処理がないためか星雲上の星々のつぶつぶが分離しています。(星雲と星の分離の処理はしていません)
【大マゼラン雲(LMC)かじき座】
大マゼラン雲は赤緯-69度に位置するので日本からは見えません。16万光年(アンドロメダ銀河は250万光年)と最も近い銀河で、小マゼラン雲とともにわが銀河系の伴銀河を構成しており、いわば弟です。肉眼でも大きく雲のように見え、南天を象徴する銀河です。写真の上部には大マゼラン雲の中の超巨大な散光星雲のタランチュラ星雲 (NGC 2070)が見えます。
大マゼラン(中央付近)と小マゼラン(中央下部)(20mm)
右端はカノープス(りゅうこつ座)上部にはエータカリーナ、コールサック(みなみじゅうじ座の暗黒星雲)、ケンタウルスαβも見える。
画面のスクリーンショット(処理はXISFフォーマット)
以前やった画像処理
追記
PIXINSIGHTはニコンカメラのNEFフォーマットを何の設定もせずに使用できます。最新カメラに対応しているかどうかは分かりません。
日時:2023年5月19日 17:32~ 30secX59Fr(総露光時間29分)
レンズ:CANON FD300mm F2.8L 開放
カメラ:NIKON Z6(HK-IR改造)ISO6400
赤道儀:ポラリエU(ノータッチガイド)
フィルター:なし 画像処理:PIXINSIGHT
撮影地:Ballandean QLD Australia