反射望遠鏡用コレクター(MEYON) | 今夜も快晴!★koheiの天体写真★

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自分の撮った天体写真をメインに日記代わりに載せていきたいと思います。あまり無理をしない画像処理で、自然かつ精細な美しい天体写真を撮ることが目標です。忌憚のないコメント、いいね大歓迎です。

MEYON(中国製)の1Xコレクターを入手し、タカハシMT-160について撮影してみましたので報告します。(やはりskywatcherのF4~F5のニュートンの所有者によく売れているようです)MT-160については、光軸調整や重量超過問題など色々とグチっておりましたが、最近ようやく解決の方向で、ホッとしています。

 

1.しし座のトリプレット(銀河M65・M66・NGC3628)

2/11にOrcaさん、Mさんと遠征(青山高原)に行きましたが、強風でガイドエラーが頻発、その後天候悪化・・・しまいには雪まで降りだし、さんざんでした...ということで唯一撮れたトリプレットもぼてっとした星像で評価対象とはなりませんでした。銀河撮影の練習ということで日記代わりにアップします。空自体は相当暗かったので、また行きたいと思います。

 

2.かに星雲(M1超新星残骸)おうし座

仕方がないので。帰ってから自宅にて数点撮ってみました。何回も撮っているM1ですが、ガイドも決まり今回が一番出来がよかったです。周辺の星像もシャープでコマ収差は全く出ていません。

 

 

3.モンキー星雲(NGC2175散光星雲)オリオン座

猿顔は何度も出てきて見飽きましたよね。こちらも周辺星像はシャープです。別の望遠鏡のようにカラフルで、かなりいいです。(南北逆です)

 

周辺星像比較(純正レデューサー vs MEYON1Xコレクター)

FlatAidProの「等倍周辺星像チャート作成」機能を使用。やはり古いレデューサー(スペックのイメージサークルは36mm)はAPS-C周辺のコマ収差は修正しきれていません。星像もさることながら、やはり古いレンズはハロやクモリなどのせいか、最新のコレクターによって色彩が豊かになり、生き返った感じがします。何十年も前のレデューサーとでは比較にはなりませんが、MT-160でも使えるコレクターだということがわかりました。

 

 

 

なお取付は、M60の接眼部から、ビクセンのM60-50.8アダプター(長い方のアダプター)で装着します。おそらくR200SSも同じアダプターで使えると思います。カメラへの取付はM48、バックフォーカスは55mmです。

 

【データ】

鏡筒: タカハシMT-160 MEYON CLT(1000mm f6.3)

カメラ:ZWO ASI 2600DUO

赤道儀:(1)ZWO AM5(2・3)EM-200改

フィルター:(1)なし (2・3)HYO社 3nmHO

画像処理:ステライメージ9、FlatAidPro、ASI Studio

日時:(1)2/11 23:56~ 300sx9FR (45分)

  (2)2/12 21:52~ 20FR(100分)(3)23:43~ 13FR(65分)

撮影地:(1)伊賀市(2)吹田市