先週12・13日、寒い中連チャンで遠征に行ってまいりました。画像処理もたくさんあるので2~3回に分けて報告します。
金曜は、関西は快晴予報だったのですが、自宅から1時間ちょっとで行ける比較的アクセスの容易な神野山(奈良県山添村)に一人で向かいました。
さすが利便性がよく有名な場所なので、同業者が3〜4組いた他、1時頃まで入れ替わり立ち替わり若いグループやカップルが来訪され、星空や流星を見て感動していました。私が不慣れで入口近くに陣取ったこともあり、15分に一度はヘッドライトの砲撃を浴び、撮影の点からは邪魔この上なかったのですが、星好きの善男善女がきているのだから楽しみはシェアしないと仕方ないですよね。近寄ってきた人には双眼鏡ですばるやオリオン大星雲を見せてあげたりしましたが、イベントもないのにこんな賑やかな夜も珍しいです。(Bortle class 4だが真南以外は明るい)
南が比較的暗いこともあり、オリオン座のラストチャンスとして、三度目の正直のバーナードループと今まであまり撮ってこなかったオリオン大星雲と馬頭星雲といった定番を狙ってみました。
まずはバーナードループから。前回(11月大塔村)は星消しとか下手な画像処理で星像が肥大化してぼってりしていましたが、自然な感じでいい感じです。今回はRAWファイルでも各星雲がハッキリ写っていましたのでほとんど処理はしていません。それにしてもエンゼルフィッシュ・バラ・かもめ・クリスマスツリー...と冬のオールスター星域で一網打尽です。いつかはモザイクもやってみたいと思いますが、今年はここまで。
前回分
M42と馬頭星雲は次の日も撮っていますので、そちらで比較して紹介します。
カメラ:ニコンZ6
レンズ:SIGMA 30mm F1.4 DC HSM(F2.2)(フルサイズ換算45mm)
露光時間:2024/1/12 22:55~
15Fr x 30secスタック(450秒露光)ISO6400
ポラリエUにて追尾