モノクロHα初挑戦 | 今夜も快晴!★koheiの天体写真★

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ブログや雑誌、同好会の皆さんの撮られているSAOなど幻想的(芸術的?)な色の作品も撮ってみたいと思っており、後先考えずにモノクロカメラ(非冷却)をヤフオクでポチッてしまいました。フィルターまで予算が回らないので、とりあえずはモノクロHαでモクモクとか近赤外の系外とか撮ってみることにします。

ようやく一昨日、昨日と晴れ間があったので、まずは厚かましくも長焦点のHαからトライしてみました。相変わらず雲との格闘で大分枚数をロスしましたが、都会の真ん中で結構撮れてモノクロHαすごいです。画像処理は下記の天リフさんの記事を参考にさせていただきましたが、相変わらずテキトーです。(一応ダークとバイアスは処理しています)

 

【連載】画像処理・基本編【第5回】モノクロHαナローバンドで星雲を撮る | 天リフOriginal (reflexions.jp)

 

1.三日月星雲 NGC6888(はくちょう座)

2.バブル星雲NGC7635(カシオペア座)

3.パックマン星雲NGC281(カシオペア座)

4.馬頭星雲IC434(オリオン座)

 

実は今回はMT-160のレデューサーのテストも兼ねています。MT-160はf6.3と暗く天体写真には苦しく、もちろんもうレデューサーは売っていないし、市販の汎用レデューサーも見当たらず困っていました。安価なクローズアップレンズ活用も考えましたが、そこまでできるなら結構何でも行けるんだろう、と思って手持ちの他機種用のレデューサーを片っ端から試してみると、FS-60Cで使用していたデジタル仕様のボーグの汎用レデューサー(レデューサー0.85×DG【7885】)が合焦したので今回試してみました。センサーサイズが小さい(11mm□)ので何とかなるだろうという目論見です。結果的には周辺星像も問題ないと思いますがいかがでしょうか。

 

【共通】
カメラ ZWO ASI 533MM(非冷却)
レンズ MT-160レデューサー使用(850mm f5.3相当)

フィルター ZWO Hαフィルター(7nm)
赤道儀 ZWO AM5
ガイド svbony 120mm ZWO 120MM mini
使用ソフト ASI Studio、PS、ステライメージ7

【総露出時間】

1.三日月星雲:9/24 20:45~ 27fr×120sec(54分)

2.バブル星雲:9/24 21:59~22fr×120sec(44分)

3.パックマン星雲:9/25 22:58~19fr×120sec(38分)

4.馬頭星雲:9/26 01:59~24fr×120sec(48分)