全日本シニア柔道体重別選手権大会! | 春日部工業高校柔道部監督のブログ

春日部工業高校柔道部監督のブログ

春日部工業高校柔道部ならびに監督の柔道に関する活動を報告します♪

標記大会は、大阪府堺市にある大浜だいしんアリーナ(大浜体育館)で行われ、私は本校にも練習に来てくれている実業団 SENKO の皆さんの応援と激励に行って来ました。

 

この大会は試合の機会が少ない社会人選手の競技力向上を図り、社会人柔道がより活発になることを期待して昨年新設され、今年が2回目です。

 

また、2023年度講道館杯ベスト8以上の者と2023年度講道館杯後の全柔連強化選手名簿に名前が掲載されている者には出場資格が与えられないのですが、それでもトーナメント表を見れば、有名選手が山ほど出場しています。

 

大会会場で最初に会ったのは、埼玉栄高校〜筑波大学〜旭化成で活躍された小林悠輔さん(コマツ)です。

 

小林さんが埼玉栄高校在学中、本校は埼玉栄高校に通って鍛えていただき28年ぶりに関東大会出場を果たしたのですが、試合前、緊張している私に「先生、大丈夫です!勝てるっす!」と声をかけてくれたのが小林さんでした。

 

次に会ったのは、天理大学の穴井隆将監督と山本悠司さん(旭化成)です。

 

おふたりとの再会は昨年12月の「柔道グランドスラム天理2023」以来ですが、おふたりは「とにかく楽しかった」「今年もぜひ来てくださいね」の繰り返しでした。

 

山本悠司さんからは「先生、年に一度天理に行くと決まっていれば、そろそろ体を作るために走らなくちゃな、とかになるじゃないですか。この前は丸山城志郎選手と乱取りしてもらいましたが、今年は中野寛太選手を用意しておきますよ」と、ありがたすぎる言葉をいただきました(苦笑)。

 

◾️柔道グランドスラム天理2023

 

 

 

大会結果は報道のとおりですが、2023講道館杯ベスト8以上の選手や全柔連強化選手が出ていない中でも、今大会で勝ち上がることの難しさをあらためて感じました。

 

その中で、女子52kg級で3位に入賞した向江紗良選手(SENKO)と、男子81kg級トーナメントの左側部分の準決勝を SENKO の選手同士で戦い、2位と3位に入賞した岩渕侑生選手と溝口琢海選手の健闘が光りました。

 

大会後は、日本大学柔道部の大先輩・元谷金次郎八段(大阪の元担任の先生)とお会いして闘魂を注入していただき、大阪天満宮をパトロールして帰ってきました。

 

ちなみに大阪天満宮で行われる天神祭は、京都の祇園祭、東京の神田祭と並んで日本三大祭りと言われているそうで、天神祭の時の混雑は半端ではなく、阪神とオリックスが優勝した時とどっこいどっこいなのだと、元谷八段は熱く語っておられました。

 

結びに、大会準備・会場設営・大会運営・会場撤去と、たいへんな労力を費やされた大会関係者の皆様に感謝を申し上げます。

 

大会中、多くの方々から「いつも大会運営、おつかれさまです」とか「今日は審判員?」などと声をかけていただきましたが、今大会はこっそり実業団 SENKO の応援でした♪(どこがこっそりだ?)

 

 

 

小林悠輔さん

 

山本悠司さんと小林悠輔さん(旭化成つながり)

 

準々決勝に臨む 角田奈々 選手(SENKO)

 

男子81kg級準決勝は SENKO の選手同士

 

元谷金次郎八段は今日も怒っておられました