標記大会は埼玉県立武道館で行われ、私は第1回、第2回、そして昨年に続いて埼玉県の代表に選ばれました。つまり今回で4回目の出場です。この大会は講道館が公認した選抜試合で、勝つか引き分ければ昇段の点数に加えることができます。
今日の対戦相手は東京都の大舘將七段でしたが、たまたま開始早々の支釣込足で一本勝ちして、昨年に続いて優秀選手賞もいただきました。
今日のように試合に出るたびに感じるのは、いつも一緒に練習してくれる柔道部の生徒たちのありがたみです。
閉会式のあとに埼玉県柔道連盟の堀内安定副会長から声をかけられました。
「すごい一本勝ちだったね。やっぱり普段から高校生と練習してるの?」
「はい」
「やっぱりな。動きが全然違うもん」
今日はたまたま勝たせていただきましたが、もちろん負ける試合もあります。それでも安心して試合に出られるのは、日頃から生徒たちと組み合って練習しているからです。今日の結果も、まさに「生徒さまさま」でした。
今日、大爆笑した話をひとつご紹介します。花田学園日本柔道整復専門学校の下地秀和先生に挨拶をした時のことです。
「先生こんにちは」
「おお、こんにちは」
「私、今は週に一度は會田浩章先生に診ていただいてるんです」
「何?浩章のところ?やめた方がいいよ」(即答)
すぐにふたりで大爆笑して「伝えておきます」
「ぜひそうして」
もうこのやりとりは漫才のレベルでしたが、下地先生の會田浩章先生への深い愛情を感じました。
今日の勝利で私の七段での得点は10.5となり、八段昇段に一歩近づきました。私は2013年4月に七段に昇段しましたので今年で11年目。さらに修行を重ねて、八段昇段を目指します。
結びに、東京都柔道連盟、関東柔道連合会、ならびに大会関係者の皆様に感謝を申し上げます。今日もありがとうございました♪
日大柔道部でひとつ上の 生井沢誠 先輩(茨城県)
日大柔道部で私より3歳若い 八木義人 さん(茨城県)
埼玉県教員チームの加藤善之さん(同じ胸マーク)
高野誠 先生(つくば国際大学高校)
下地秀和 先生(花田学園)
試合結果