ボンジョールノ音譜

 

 

 

今日は、イタリアとは関係ないのですが、

千葉に住む尊敬する友人が参加する抗議運動のことを

紹介させてください。

 

 

地球温暖化によって引き起こされる災害が多発している近年。

 

 

集中豪雨による洪水の被害は2000年以降、頻繁に起こっています。

 

2018年7月、西日本を襲った豪雨では、広島県、岡山県、愛媛県を中心に

大規模な土砂災害や浸水が発生。

死者224人、行方不明者8人。住家全壊6758棟、半壊1万878棟、

一部破損3917棟、床上浸水8,567棟、床下浸水21913棟(被害は18年度消防白書による)

平成最悪の豪雨災害でした。

 

その前年の2017年の九州北部豪雨でも、40人以上の死者・行方不明者が出ています。

 

もうこれ以上書きませんが、2004年からはほぼ毎年

洪水による被害が各地で出ています。

 

 

 

地球温暖化の問題もありますが、

都市開発によって緑があった土地が

アスファルトやコンクリートに変わることによって、

降った雨はますます土に吸収されることなく

洪水となって私たちを襲ってきます。

 

 

土地を開発される場合、行政は土壌調査をする必要があります。

特に川が近くにある場合は、川が氾濫した場合の測定も必要です。

 

 

いま千葉県船橋市では、二級河川海老川の上流地区に 

メディカルタウン構想」都市計画があります。

沿岸部の市街地からわずか2キロしか離れていない湿地帯に、

専門家から危険だという指摘があるにも関わらず

もはや工事は進められようとしています。

 

 

この湿地帯があるおかげで、この地域はこれまで普通の大雨なら

大きな洪水に見舞われることはありませんでした。

ですが70年代から80年代にかけて、豪雨がきた時

この湿地帯があっても川の氾濫は防げず

床上浸水の被害があったようです。

 

そんな地域に都市開発がされようとしています。

集中豪雨が襲ってきた場合の、

検証結果は未だ不明。

 

 

『本来なら市民との命と財産を守るために、行政が洪水対策を進めるべきところを

結局は「開発=金儲け=望ましいこと」で、

洪水に見舞われて命や財産を失うかもしれないのは

そこに住む住人です』

 

 

無駄に見える土地が洪水を防ぐ働きをし、

かつ希少な生き物の生息地になってきていたのです。

そういう土地を開発から守るのが行政の仕事で

なければならないのに。

(世界では、そういう方向に動いている)

 

 

 

下の記事は、これからの災害多発時代に、まだ時代遅れの開発思考から抜け出せない行政を

指摘したものです。

(利益のために不明な点を残したまま事業を強行しているのを指摘)

 

 
 
 
 
市民がしっかり行政のすることをチェックし、
住んでいる地域を守る必要があります。

 

こういう都市開発は、すでに別の地域でも行われてきたでしょうが、

まだこれからも全国どこでも起こりうることなのです。

自分の地域を守ることは、自分や家族の命を守ること。

そして財産を守ることでもあると思います。

 

 

 

平和な毎日を過ごすには、時に声を上げなければいけない時もあります。

愛

ボンジョールノ音譜

 

 

 

ウンブリア州といえば州都のペルージャより

世界的にはアッシジの方が名が知られています。

 

フランシスコ会創設者の聖フランチェスコの出身地であり

クリスチャンにとっては聖地であり巡礼の地として

年中多くの人々が世界中から訪れられます。

 

 

4年ほど前(?)から12月8日から1月8日の1ヶ月間、

アッシジの重要な教会全てで美しいイルミネーションが見れます。

私は2度目ですが、今回一緒に行ったエミちゃんは初めて!

 

 

 

大聖堂 聖ルフィーノ(静止画:受胎告知)

 

 

イタリア各地、この時期は美しいイルミネーションで飾られますが、

このアッシジのイルミネーションはその教会にあるフレスコ画(ジョット)を

映し出されるっていうのも意味があり、唯一無二だな〜と感動を受けます。

 

 

イタリアでは、クリスマスの飾り イルミネーションは

12月8日から1月8日までなのです。

 

 

 

 

コムーネ広場

(星の輝く夜空が動いているイルミネーションは、静止画でないのが

とても良かったラブラブ

 

青に包まれる光がなんともロマンティックで幸せな気分になれました。

 

私とエミちゃんの共通点びっくりマーク(エミちゃん、ごめんあせる

ロマンティックでないパートナーを持っていること笑い泣き笑い泣き笑い泣き

でも女二人でもこうしてロマンティックな気分を味わえるのです

 

 

 

 

 

聖フランチェスコ教会(動画のイルミネーション)

次々にシーンが変わっていきます。

 

 

 

 

 

ファサードに移るイルミネーションは、教会内(下層部)に描かれているジョットのフレスコ画で、

キリスト生誕の場面。

 

 

この聖フランチェスコ教会のイルミネーションはいくつかのフレスコ画

などから構成され5分ほどの動画になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このシーンは、この教会(上層部)、まさしく映像が映されている建物

の骨組み(基礎)が表されています。

 

次に、内部にある様子が投影されています。この教会上層部には

ジョットのフレスコ画「聖フランチェスコの生涯」が28枚の場面で

描かれています。

 

 

 

 

 

最後は、聖フランチェスコがプレセーピオ(キリスト生誕の場面)を

作ったシーン

 

 

全てのシーンが美しすぎて感動です。ハート

このイルミネーションは夕方5時から始まり

夜中までずーと映されているそうです。

 

 

 

17時にアッシジに到着してから

各イルミネーションを見て回るのに1時間。

その後アペリティーボ(食前酒)をしてほろ酔い気分。赤ワイン

 

 

そのまま帰っても良かったんだけど、

近くに美味しいパスタを食べれるレストランがあるからって、

場所を移動。

 

 

卵の上にかかっているのは黒トリュフ口笛

 

 

 

そしてパスタもトリュフに

 

 

 

 

 

私はこれといってトリュフが大好きという訳ではなかったのに、

12月の末、夫が家の裏の田園地を朝散歩をしていると、

知り合いに出くわし、その人は犬を連れていたんですが、

トリュフを探しているところだったんです。

 

で、10分ほど歩きながら喋っている間に、犬が

2つ(一つは大きいトリュフ)トリュフを見つけ

小さい方をプレゼントしてくださったのを、

昼食にパスタで食べてから、トリュフの美味しさに目覚めたびっくりマーク

のでございます笑い泣き笑い泣き

 

遅咲きチーン

 

 

 

 

それも白トリュフ。

ウンブリア州では黒トリュフは有名ですが、白も採れるなんて

知らなかった〜笑い泣き笑い泣き

まあ、掘り出したばかりのトリュフですから、美味しいはずです。

 

 

 

 

食事が終わってから、また聖フランチェスコ教会まで戻り

もう一度イルミネーションを見ました。

食後に30分以上は歩けたか?

 

気がついたら夜の11時でした滝汗

 

 

 

聖キアーラ教会前から見る景色

 

 

 

 

 

聖キアーラ教会(静止画)

 

 

 

それでは、皆さんにとって良い1日となりますように愛飛び出すハート

 

イタリア個人旅行のアテンドをしています
車でしか行けない小さな町や村にも専用車でス〜イスイ

また企業通訳も承っております

ボンジョールノラブラブ

 

 

新年、明けましておめでとうございます。門松絵馬お年玉鏡餅

 

2023年、が始まりました。

去年は、コロナ終息していないというのに、

戦争が始まり、物価高騰に生活面でも

景色が変わりました。

 

2023年、さてどうなって行くのか。

世界は激動しているけれども、個々には

一つでも多くの幸せを見つけて

感謝しながら、また一つ人間として成長出来る様に

精進していきたいと思います。

 

 

 

昨日のカウントダウンは友人宅で

ま〜なんと楽しい年越しパーティだったことでしょう飛び出すハート

 

 

 

この友人の家もセンスに溢れていて

いつ来ても心地の良い空間です。

 

 

 

3匹の犬がチョロチョロしていて

犬の足を踏みつけたり笑い泣き

 

 

 

 

「天は二物を与えず」と言いますが、

この友人は二物を与えてもらっている人だと

いつも思います。

何をやらせてもトップクラス笑い泣き

 

 

 

 

いろんな事をするこの友人は

インテリアデザイナーにもなれたはず。

 

 

 

 

 

左の人がこの家の主人笑い泣き

 

 

 

 

料理も各自が作って持ち寄ったんですが、

どれも超絶品料理(写真忘れるあせる

 

 

 

 

 

 

最後のドルチェだけ

 

 

 

 

 

素敵なサロン

雑誌に出て来てもおかしくない

 

 

 

 

 

家に帰ったのが朝の2時半で

新年の朝は寝ぼけながらこれを書いてます。笑い泣き

 

 

 

 

上の写真右の彼女グレイスは、旦那(写真下 右)さんと初参加。

オリジナルはイタリア人だそうですが、

南アフリカに19歳まで生まれ育った女性。

イタリアが気に入って、19歳に来てから30数年になるそう。

こういう人は文化的なことも多角的な視点を持っているから

話をしていて興味深い。音譜

 

 

 

 

グレイスはイタリアもトリノやローマで住んでいたそうですが、

このウンブリア州のアッシジが目の前に見える場所に恋して

この家のご近所さんになった人達スター

これからも会う機会があるでしょうラブラブ

 

 

 

 

 

 

笑いあえる仲間に美味しい食事にワインとスプマンテラブラブ

 

 

 

 

 

ああ、楽しかった〜音譜

 

 

 

 

 

 

 

2023年もよろしくお願い致します。

 

 

イタリア個人旅行のアテンドをしています。
車でしか行けない小さな町や村にも専用車でス〜イスイ。

また企業通訳も承っております

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボンジョールノ音譜

 

 

 

12月28日、師走で忙しい時期。

日本では家の大掃除と年始の準備に、お忙しいことでしょう。

私は1年の大掃除はイタリア式に

春の復活祭の前にします。

 

 

でも幾ら何でも1年の埃は払わないとねあせる笑い泣き

 

 

 

 

 

 

 

過去に撮ったマジックアワーなる一瞬の美しさを捕らえた写真を

掘り出しました。

 

 

 

 

 

 

イタリアでの美しいマジックアワーは、冬の時期が多いように思います。

 

 

 

私がずーと待ちつずけているマジックアワーは

イタリアでは感じたことがない汗

 

もう長年感じたことがありません。

あの日本で感じたマジックアワーが懐かしい。。

 

 

 

 

 

 

私が昔 子供の時に感じたマジックアワーは夏の夕暮れだったと思います

 

マジックアワーはウィキペディアを読むと

太陽の光、日の出や日没の数分に起こる光を意味するようですが、

私が子供の時に感じたのは、どちらかというと

マジックアワーの時に起こる数分間の凝縮した空気感です

 

それまで蝉がうるさかったのに

それまで何かの音が周りにあったのに

 

その瞬間、空気が止まるのではないけれど

何かに包まれたような凝縮感がありました

 

 

 

 

 

 

それは、いつも夏の夕暮れで

数分の凝縮感が徐々に解けると

今度はだんだん薄暗くなっていくのだけれども

あの凝縮感は少しずつ闇の中に流れていくようで

 

 

あの空気が訪れた時、不思議な感じがして

いつも私は周りをキョロキョロ探していたような

何かに見られているような

何かがあるような

 

 

 

もう何年もあの空気感に触れていません

 

 

 

 

年末年始、お疲れが出ませんように〜スター

 

 

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ボンジョールノ音譜

 

 

 

 

イタリアでは26日、聖ステファノの祝日です。

25日、26日はスーパーもお休み、ほとんどの会社もお休みなので

車もほとんど走っていないから、

朝は静寂に包まれています。

 

 

 

毎年、24日のイブの夜は友人が夕食に招待してくれます。

コロナでこのイブの夕食も今年ようやく出来た!といったところ。

 

 

 

 

 

24日はイタリアではお肉は食べません。

ですので全てお魚料理。(写真撮り忘れて食べるのに集中あせる

 

 

 

 

いつもと違うのは、娘と彼も一緒だったこと。

 

 

夕食が終わったら、二人はゲーム。

 

 

 

 

数年前だったら、音楽ガンガンかけてみんな踊ってたけど、

近年は踊る人もなし汗

私も10年前までは踊ってたけどあせるあせる

 

 

 

 

お魚の匂いがプンプンするから、猫のビルは狙ってる。

でも、もう食べ終わってるのよ〜笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

 

25日は義家族とランチ。

イタリアでは、クリスマスは一般的には家族と過ごす日。

そして大晦日は、友人と過ごす日。

 

日本とは逆ですね。

 

 

娘は、私たちの友人を生まれたときから知っているから

ほとんど親戚のおじさんやおばさんに会うようなものだけど、

(本当の伯母は右端)

彼氏にとっては初めて会う人ばかり。

 

 

なのに誰といても何処にいても、うまくコミニュケーションが出来る青年。

今年の春辺りに1ヶ月ほど別れた二人。

でも寄りを戻し、付き合い始めてもう2年。

 

これからも見守っていきます。

 

 

 

それでは、皆様にとって良い一日となりますようにキラキラ

 

 

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ボンジョールノラブラブ

 

 

 

気がつけば、もうすぐクリスマス。。サンタトナカイサンタトナカイサンタトナカイ

 

 

でもお誘いなどの電話やメッセージは2週間前からあって

分かっていたはずなのに。。

何もしていない。笑い泣き

 

 

すると娘17歳が「ママ、クリスマスプレゼント買いに行かないと〜」

と言ったので、ようやく動き始めたのが一昨日笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

昨日の夕暮れのトラジメーノ湖が美しかった〜

 

 

人混みをかき分け、大急ぎでプレゼント選びです。

いらないものはプレゼントしたくないし。。

かといって、何にしようびっくりマーク

 

 

 

 

イタリア在住の日本友達には、前から決めていた物。

それは「麹」です。

以前に自家製のお味噌作りを教えてくれたTさんが、

これまた美味しい自家製の麹を作られるのです。

それも私が日本に行く前にプレゼントしてくれた「玉ねぎ麹」

これの美味しいことびっくりマーク

 

で、これをTさんにクリスマスにと頼んでいたのです。

それを昨日、受け取りに。

 

後、イタリア人の友人が石鹸を作っているので、その石鹸と合わせてプレゼント。プレゼント

 

 

私用にも買いました。笑い泣き

 

 

 

で、後のイタリア人の友人たちには、ちょっとお値段のするワインや

甥っ子にはアウター。

プレゼントは難しい。あせる

毎年、絵の場所にツリーを飾るはずか、まだしていない。。

明日にでもするかっ滝汗滝汗滝汗

 

 

 

 

夫には、薄手のアウターと

「納豆を作るための発酵器」をアマゾンで買いました。あせる

私が食べるためではないのです。

夫が健康のために納豆を食べたいと言い始めあせるあせるあせる

実はこれもTさんから、日本出発前に「納豆菌」なるものを

頂いていたのです。。汗

 

 

 

こちらでは、さすがに納豆の発酵器は売っていません。

でもTさんから、ヨーグルトを作る機械で大丈夫!と聞いていたので、

以下のリンク商品を買いました。

https://www.amazon.it/Yogurella-Yogurtiera-Elettrica-Temperatura-Aromatizzato/dp/B09WVLTB58/ref=sr_1_8?__mk_it_IT=ÅMÅŽÕÑ&crid=JF05M0C23GZP&keywords=yogurteria&qid=1671475971&sprefix=yogurteria%2Caps%2C153&sr=8-8&fbclid=IwAR24E5XlshA3d2NWwNDI4JMyanC09WppBaMRtgBAAtXKTQaaPht7n1CDHF4

 

 

 

 

 

さて、喜んでくれるかどうか?問題はそこですあせる

 

本当は日本に発つ前に買うことが出来たんですが、

イタリアでその時、どの機械が適合するか見つけることが出来なかったのです。

それより問題は夫が「お米を炊くジャーを買って、納豆もそれで作る」と言い始めたのが

購入を中断した理由でした。

でもお米を炊くジャーは、ワット数が高いので、納豆を炊くとくは

蓋を開けてたかなければいけないらしい滝汗滝汗滝汗

 

「えっ、機械が炊いているときに、そんなことして良いの?」

納豆は低温で24時間炊かねばいけないから、ジャーは高温設定なので

温度を下げるために蓋を開けるなんて。。笑い泣き

 

 

夫は、お米を炊くジャーも欲しく、これで一石二鳥だとケチり始めたのに私が納得いかずびっくりマーク笑い泣き

 

 

 

 

次、娘には何を?

 

 

 

 

 

 

これが非常に問題です。

娘は

Iphonを欲しいといっています。

皆さんご存知のように、高級なスマホです。

 

もちろん新品を欲しいと言っている訳ではないのです。

イタリアでは、1年か2年使って新作が出たら中古に出す人が多く、

その中古Iphonを欲しがるのですが、それでも正規金額の3分の1はします。

決して安くはないプレゼント!

 

イタリアではスマホをほとんどの人が最初に購入しています。

日本のように使用料の中に分割として支払う場合もありますが、

購入する人が多いのです。

 

夫は、「金銭だけの問題ではなく、モラルの問題だ!」と言います。

これは正論です。

働いていない子供に高額な、それもスマホを買い与えるってことです。

娘は、「周りの友達も(名前も挙げ始める)みんな持っているびっくりマーク」と言います。

また、これも問題です。

周りがみんな持っているから自分も。。

この意識に陥ると、よくないですね〜

 

夫の言うことも正論で教育的に良くない。

だから今まで他の子が持っていても購入しなかったんです。

でも正直私の心は揺らぎます。

でも来年4月は18歳の誕生日(イタリアは成人の年)だから、

その時まで我慢させるびっくりマーク

 

 

おそらく、そうなるでしょう。

 

 

私へのプレゼントは、すでに自分で選んでいるのです笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

特別な繊維の入った健康スパッツ

正規で購入すれば2万3千円ほどするのが、1万3千円と、

友人から購入しま〜すプレゼント

 

 

しかし、これを決めた時 義妹が、

「健康商品を買い始めたら、それも衣類で、YUKO終わりやな〜笑い泣き笑い泣き

と、言う義妹も、スパッツではないけど、他の商品を買っていましたあせる

 

 

 

では、皆様 良いクリスマスをお過ごしください。愛飛び出すハート

 

イタリア個人旅行のアテンドをしています。
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ボンジョールノ音譜

 

 

 

イタリアに戻ってから、

雨が降り続いていたウンブリア州でしたが、

1週間前、1日だけ晴れた日がありました。

でも朝の気温1度と寒い日だった事。

 

 

 

イタリア中部ウンブリア州の州都ペルージャ

 

 

 

この日、義父の動脈瘤の検査でした。

一人で行くという義父に、

「久しぶりのペルージャでしょ。検査終わったら、ペルージャ旧市街を散歩しようよ」

と言いつつ検査に付き添いました。

(親知らずの激痛は、この頃ようやく治っていたし。。あせる

 

 

私たちはペルージャから16キロ離れた

トラジメーノ湖近郊に住んでいます。

私の住む家は、義父が50年前に建てた家で、義父はそこから車で7分、

スープの冷めない距離に一人で住んでいます。

 

 

 

 

 

 

義父は、来年3月85歳。

私の父と同じ歳です。

 

私の父もそうですが、この年代の人は

まあ 人の世話になりたくない という意識が強いこと。笑い泣き

(人によるかな)

素晴らしいし、私も80歳超えてそういう意識をもつことができるのか?

なんて頭をよぎります。

 

 

 

 

 

私の父と義父の違うところは、

義父はお料理上手びっくりマーク

一人でお掃除も何でもします。

それに正しい健康志向です。

 

正しい健康志向とは、毎日歩くことを欠かさない。

この5年ぐらい前まで、毎日10キロ。

少ない日で5キロ歩いていました。

今は3キロほどだそうです。

(最近、膝が痛いらしい。)

それと自炊すること。

塩分控えめ、油物は控え少量でバランスの良い食事を心がけています。

 

私の父も自然療法好きなのですが、

ちょっとここでは書けない独自療法を

たくさん試みています。

それが正しいのかどうか分からないので笑い泣き笑い泣き笑い泣き

どちらかというと独自でおかしな健康法としておきましょう。

 

 

 

 

 

私にとってもペルージャ旧市街を歩くことは、

本当に久しぶりです。

義父に至っては4年ぶりだそうです。

コロナに入ってから、本当に家近辺と湖に行くのみ。

 

一緒に散歩しながら、「通っていた高校は昔ここにあった」や

「長年働いていたウンブリア州庁舎がここだった」など

義父は昔を思い出しながら旧市街を一緒にお散策。

 

 

 

ウンブリア州庁舎は現在もそうですが、

各部署の建物があちこちに分かれてあります。

義父はここでウンブリア州の経理を握る取締役までキャリアを進め

50歳半ばで引退。

その後、自分の会計事務所を開いた後

65歳で完全に引退しました。

 

ちょうど私が義父と知り合った頃、引退をしようとしている時期でした。

 

 

 

長年働いていたウンブリア州庁舎 入り口

 

 

今回、日本に帰国して感じたことですが、

親とはスープの冷めない距離にいるのが、

お互いのために良いことか?!です。

 

 

子が遠距離にいる場合、特に海外在住となると渡航費も高いですし、

そうそう帰れるわけじゃないから2日泊まって、

バイバイっと言うわけにはいきません。

 

 

でもいくら実家といえ、そこでしばらく生活するとなると

お互いの生活環境が多少変わり、お別れする時などの

ストレスもあります。汗

 

 

そう考えると、義父は妻に早くに旅立たれるという不幸がありましたが、

それでも今は子供三人スープの冷めない距離に住んでいるから

何かあった時にはすぐに飛んでいける、一緒にいたい時だけ

一緒にいることができる。

うちは週末ランチを必ず一緒にします。

各自の環境をさほど変えず付き合えるのは、一番いいように思えます。

 

 

 

 

 

 

でも、やっぱり各自の親子関係によるかな。

近くにいても、良い関係でなかったら会うこともないだろうし。。

 

イタリアは家族を大切にすることで有名ですが、

それは今でも継承されていると思います。

なんせイタリア人は若い子でも、家族の話をよくします。

 

 

同じヨーロッパでもドイツや北欧となると

これがまた違い、子供が18歳になると自立(家を出る)するのが、

一般的だそうです。

イタリア人やスペイン人のような家族関係ではなく、

親も子の自立を促し、ベタベタした関係ではないように聞きます。

そういう関係も、お互いが意識の中で完全に成立してるのなら

素敵なように思えます。

(私はイタリア系ですが。。。あせる

 

 

ペルージャ 旧水道橋

 

 

過去の記事

 
 
先日の週末のランチで、上の義妹に提案した事。
 
義父と一緒にフィレンツェに行く事です。
義妹とは1年に1度、ショッピングがほとんどの目的ですがあせる
フィレンチェに行っていました。
(コロナで3年行ってませんが)
義父とはウッフィツィ美術館へ行くのをメインにしたいと思います。
私は何度か行っていますが、義父はルネッサンス美術が好きだし、
もう一度見たいと言ってるから。
 
「死ぬ前にフィレンツェにはもう一度行きたい」
 
これが数ヶ月前に義父の口から出た言葉でした。
 
 
 
 
 
私の夫や義妹たちは、義父からプレゼントはたくさん受けるけれど、
何かどこかへ一緒に行こう!などはないのです。
 
義父は、親と一緒に行動しても子が面白くないだろう、と思っている。
夫は何だろう、そう言う思考は全く浮かばないよう。
まあ一番の理由は、下の義妹が難病を患っていて身体障害者だから、
みんな彼女に遠慮してるのはあります。
義父も。。
 
 
紀元前1世紀 エトルリア門
 
 
でも義父も永遠の命がある訳ではありません、
85歳で、私よりスタスタ元気に歩き階段も平気で登りますが、
年齢を考えると何か起こった場合、
来年に歩くことができないという事だってあり得る訳です。
それに私たちに与えることばかり考えていて、
私たちは何も義父にお返ししていない。。汗
 
「今しかないよ。後から後悔するよ」
と上の義妹に言いました。
 
 
私と義父がペルージャで遅めの朝食をBARでしたり、
散策したのを義父が楽しそうに話をするので、
義妹もハッとしたのでしょう。
フィレンツェ行き(義父にはまだ内緒ラブラブ)に賛成してくれました。
 
 
 
おそらく寒さが落ち着いた3月初旬に行くことになります。
義父は3月に誕生日だしねキラキラ
 
 
 
 
それでは、皆様にとって良い1日でありますように愛飛び出すハート
 
 
 

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ボンジョールノ音譜

 

 

 

昨日のサッカーWカップの決勝、凄かったですね〜

娘と二人、途中から見始め(夫は友達の家に観に行きました)

私は夕食に友達カップルが来るから

料理をしながら横目で観戦してましたが、

後半は目が離せませんでした。

アルゼンチンが勝ったけど、フランスも凄かったびっくりマーク

 

フランスが最後の10分でゴールを2点取った時、

娘に

「フランスは革命を起こす国だから、最後までどうなるか分からないよ」って

わけのわからん事を言う私笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

帰国時には毎回会う親友二人

昔から精神安定剤的存在です

 

 

 

大阪には彼女たちと会うために2度ほど出かけましたが、

マスクをしながら電車に乗って、都会を歩くには苦しすぎる〜チーン

 

 

三人とも50代半ばになり、昔話に花が咲きました。

何年会ってなくても会えた時は、違和感がなく

一緒にいるのが当たり前な空気感。ハート

 

あ〜、大切な人たちです飛び出すハート

 

 

 

 

奈良 旧鴻池邸

 

 

 

 

 

2ヶ月間の滞在中、

もっと会いたい人もいたけど

もっと行きたいところがあったけど

コロナが怖いし

 

でも両親がお世話になっている親戚、最小限の友人

ここだけは絶対に行きたい!という所へは行け

日本を満喫しました。音譜

 

 

日本滞在も残りわずかという頃、

環境の変化、家のDIY、人に会う事、毎日の買い物とお料理、

更年期、両親とのお別れなどのストレス、疲れがピークにきてたのか?滝汗

イタリアに発つ5日前ぐらいから

1本だけある親知らずが痛み出したのです滝汗

 

 

 

今回、エミレーツ航空ドバイ経由でした

 

 

 

この10年、親知らずがニョッキリ出始め

それが時間をかけて少しずつ大きくはなっていたのですが、

1年に一度の痛み(歯茎の腫れ)が数日で治るを繰り返していました。

 

 

痛み出す1週間ほど前に、辻仁成さんのブログを読んでいると、

辻仁成さんも同じ時期 日本にお仕事で帰国されていて

フランスに戻られる前に、まだ表に出てきていない親知らずが虫歯になって

帰国前に5時間の大手術で大変だった!という記事を投稿されてました。

 

読みながら

「私も自分の親知らずが出発前にこういう事にならなければ良いな〜」と

思っていたら、

まさしくそれが現実となってしまったのですゲロー

 

 

 

ローマ フィウミチーノ空港で2ヶ月ぶりに夫と会えた〜ハートハート

 

 

 

出発の日の前日、夜通し親知らず周辺の歯茎の腫れの激痛で寝れず

朝を迎えました泣滝汗泣滝汗泣

出発の前日に、歯医者に飛び込んで診察してもらうことが出来るのか?!

そうこう言ってても、痛みは鎮静剤を飲んでも治まりませんし

とにかく近所の両親が行く歯医者さんに電話をしてみました。

 

なんと!

先生は学会出席で今日はお休みですという留守電が

滝汗滝汗滝汗滝汗

 

 

     私は天に見放されたのか〜泣泣泣

 

 

 

私はフラフラしながら、薬局に行き、何か消毒的な塗り薬を買うため

家を出ました。

薬剤師の人に事情を説明しながら、鎮静剤をもう一箱。

そして塗り薬を買い、家に戻る前にスーパーで買い物をしようと

駐車場に入ろうとすると、

なんと!目の前に初めて見る歯医者さんがあるではありませんかびっくりマーク

 

 

 

もうこの歯医者がヤブかも?!なんて言っている場合ではありません。

私は駄目元で、目の前の歯医者さんに飛び込みました。

 

 

家路 車から見るイタリアの景色は愛おしかったハートハート

 

 

 

たまたま私が飛び込みで入った時間に来るはずだった人がキャンセルで

「空きがあります」と言われ

 

 

 

 

    あ〜、神様見放さないでいてくれたのですね

      ありがとうございますハートハートハート

 

 

 

飛び込み成功びっくりマーク 診察してもらえました。

が、私が明日長距離で渡航しなければならないので、

 

「応急処置しかできませんよ」

 

「親知らずは虫歯ではないですが、あまりにも大きくなり過ぎですね〜

高さを調節しますよ」

 

 

それから、しばらくウィーン ガーガー キーンという音が鳴り響きあせる

応急処置終了。

麻酔が効いているからだけど、一次的にでもあの激痛から解放され助かった〜キラキラ

 

 

「明日、長時間飛行機に乗られる方の神経を抜くことはできませんし、

抜歯もできません。

気圧の問題がありますからね〜。こういう治療後、飛行機に乗られてどうなるか。。

私もちょっとわからないんですが、イタリアに戻られたら治療してくださいね」

 

 

 

 

 

ジーと私を見ているミルちゃん笑い泣き笑い泣き

あ〜、私も会いたかったよ飛び出すハート

 

 

 

 

家に帰り、鎮静剤も効いてるのか、痛みが治まり一安心。

 

ところが軽く夕食を食べた後、治療してもらった所の綿が取れチーン

先生は取れても問題はありませんよ!と言っていたけど

結局、また夜中に激痛が戻った泣泣泣

 

 

次の朝、また歯茎が腫れて痛いのなんの滝汗滝汗

出発の朝、まだ家を出るには時間があるから

もう一度歯医者に行こうかと思ったけど、

結局痛みを抱えたまま、私は飛行場に向かいました。泣くうさぎ

 

 

 

 

(この後から、少し汚い話になりますお願い

 

 

 

娘の彼がすぐに会いに来てくれた〜ハートハートハート

 

 

イタリアについて2日後、ようやく近くの歯医者さんに行くことができました。

でも私の親知らずを見た歯医者さんはビックリびっくりマーク

 

 

「これは酷く膿んでるよ。それも広範囲にね」

 

滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗

 

この時の治療の痛かった事。

まず膿を出す事。

痛さに我慢強い私も流石に診察台の上で

悶えヒ〜ヒ〜言ってました泣泣泣泣

 

 

痛過ぎて、先生の手を何度払いのけようとしたことか滝汗

 

 

神経を抜くときだけ麻酔をかけてくれたけど、

膿があるとあまり麻酔が効かない、と言うし。。

確かに神経抜くときも激痛だった酔っ払い酔っ払い酔っ払い

 

 

1時間後、フラフラで完全に脱力状態 チーン

 

 

抜歯は、完全に膿が取れ腫れが引くまで抜けません。

5日間の抗生物質と鎮静剤。

膿は治療では全部取れなかったので、強い痛みは残り

「塩水を5分口に含み、そのあとはブラシで膿を掻き出すのを何度もする事!」

と言われ、指示に従っていると

抗生物質が最後の日の5日目ぐらいに

ようやく激痛から解放されました。チーン

 

 

私はアホです。

あの出発前の治療後に軽いと言っても夕食を食べたから、

そのあとに菌が入って膿んだんだと思います。

でも歯磨きちゃんとしたんだけどな〜

泣滝汗泣滝汗泣滝汗
 

 

 

今は、この親知らずを抜歯するのみです。

さて、年内に抜けるかな〜

クリスマスや年末、食べる行事がいっぱいなのに〜

どうなることやら笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

それでは、皆さんにとって良い1日となりますように愛飛び出すハート

 

 

 

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ボンジョールノ音譜

 

 

 

日本滞在中の11月初期、両親を連れて高野山に出かけました。

 

 

父85歳、肺の難病を患ったので、歩くことは

100m歩くとハーハーし、休憩しなければいけませんし

トータル1kmは歩けません。

 

でも高野山に行きたかったし、父はお留守番で

母と二人で出かけようと思っていました。

前の有馬温泉は一人でお留守番してもらいましたし。。笑い泣き

高野山までは、車で実家からは2時間の距離。

それに1時間はカーブの多い細い山道を登らねばなりません。

 

 

 

金剛峯寺

 

 

 

「お父さん、高野山に明日行くけど、お留守番しとくよね」

 

「えっ、あ〜、そうやな。明日に決めるわ」

 

 

びっくりびっくりびっくり

 

 

あれっ、行きたいような様子。

まあ、確かに歩かなければ行けるか!

 

 

で、結局一緒に行くことになりました。

 

 

 

 

高野山へは日本に帰ってから40日目ぐらいに行ったのですが、

この日まで毎日三人で、些細なことでも大笑いする日々を過ごしていました。

テレビを見てても、どちらかがいつも大きな声でコメントするから

テレビの音と話し声が重なって、テレビの内容がわからなくなることも多々笑い泣き

 

「シーーー!」と言いたいこともありましたが、

それだけ楽しんでるということだから

まあ、良いかっ滝汗 ていう毎日でした。

 

 

 

 

うちのお父さんはよく言えば個性的。

悪く言えば天使と悪魔が同居してるような人で、

若い頃は苦しい思いもさせられましたし、

だから反抗も大いにさせてもらいました。

でもいろんなところに連れて行ってもらいましたし

楽しい思い出もたくさんあります。

 

 

85歳になって病気を患い、強がりな父がいまは物の言い方も

今まで聞いたことのないような優しい話し方をしたり。。

だから正直「ああ、歳をとって気弱になってるんだな」と

密かに思っていました。

 

母に言わすと「YUKOに甘えてるのよ」と。

そうかもしれないけど、しょうがないですよね。汗うさぎ

 

 

こうして一緒に居られるのも今しかないから

私には一生懸命笑顔を向け楽しく過ごそうとしてくれているんだろう、

と思っていました。

 

欠点は数え切れないぐらいある父です笑い泣き

人を怒らせるようなことを言う天才ですが、

でも有難いな〜と思うことは、

二人ともグチぐち言わない、病気の事も。

 

 

(補充、人を怒らせもするけど、笑わすのもできる父)あせる

 

 

 

でもこの1ヶ月以上、毎日驚くぐらい楽しく過ごす中で

父の様子を見ていますと、何かを取ろうとする手がブルブル震える日が

続いて、血圧も薬を飲んでいるのに160以上になる日も多々ありました。

そして「しんどい」とも珍しく言う日がありました。

 

肺の病気を患っているから「息が苦しいの?」と聞くと

胸が(気持ちが)苦しいと言います。

 

 

すると父がある日

「お前が帰ってきてくれるのはすごく嬉しいんやけど、

この歳になった人間には刺激が強すぎるのかもしれん。

別に嫌なことや腹が立つことがあるわけではないのに、しんどい」

と言いました。

 

両親にとっても私が帰国するというのは、大きな環境の変化になります。

それは私にとっても毎度、嬉しさが大きければ大きいほど、

同じ大きさの苦しさを感じます。

それはまた別れる日が来る、というのが念頭にあるからです。

この気持ちをコントロールするのは難しい。。泣くうさぎ

 

 

おそらく父も同じなのでしょう。

今まではそれなりに健康だったので、別れの日になるまでは

そういう悲しい姿は見せていませんでしたが、

今は年齢的に耐える気力がなく

ストレスと軽い鬱になっているかもしれません。

 

 

あの父が鬱だなんて、想像できませんでしたが、

それを本人に話すと「そうかも知れん」と自分でも認めたので

担当医に安定剤を数回分処方してもらいました。

 

 

 

 

最初、「自分で治すから大丈夫!」と安定剤を飲むのに抵抗し、

飲もうとしませんでしたが、

ある日、あまりにもしんどかったのでしょう

密かに飲んだようで

「飲んだら気分がスッキリしたわ〜」と笑ってました。

 

 

 

 

高野山奥之院

 

 

 

さて高野山。

最初の金剛峯寺では入り口のところで座って1時間待ってくれたお父さん。

お昼ご飯を挟んで次は奥の院へ。

ですが、奥之院は歩くのに片道50分ぐらいかかりますから

お父さんは車の中、また時々外に出たりして2時間待ってくれました。

歩けないから、しょうがない。あせる

 

でも家で一人で待っているよりは、

外に出ることで気分転換になっていると思います。

こんな遠いところへは、もう一人で運転してこれないのですから。。

 

 

 

 

 

 

 

 

高野山へは以前にも何度か来ていて、前回は娘と夫と来ています。

奥之院は織田信長や明智光秀、有名な武将のお墓、

また一部上場企業のお墓もたくさんあります。

 

私はこの長い参道を歩くのが別世界に触れるようで、大好きなのです。

母と二人、いろんなお墓をお参りしながら往復2時間歩きました。

 

 

 

 

 

長い時間 車で待たせた父に「大丈夫やった?」と一応いたわりの言葉をかけ

また2時間かけて家路を走りました。

 

今度は急な下り坂をゆっくり降りていくわけですが、

あまりブレーキをかけたらブレーキが消耗するので

ギアを下り坂用に変えゆっくり降りて行きました。

 

それに年寄り二人を乗せカーブの山道は車酔いするのではないかと

注意を払いながら、ゆっくり運転していました。

ところが30分ぐらいした時、

この滞在期間中の大きな

ターニングポイントが起こりました滝汗滝汗滝汗

 

何十回目かの下りカーブで少しだけスピードが早かったか?!

(私はそう感じませんでしたが)

見計らったように父が怒り始めました。ムキームキームキー

 

ここで父の悪魔的部分が出はじめたのです

でも当の本人は昔からそうですが悪魔的だなんて思ってもいません。

無意識なんです。

私は父の性格を嫌という程分かっていても、カッチーンびっくりマークときて、そこから

大喧嘩勃発です。

お母さんは初めなだめようとしてましたが、

お父さんの一言一言がまるでガソリンのように

私の怒りの火にどんどん注ぐわけですから大火事で消しようがありません笑い泣き泣笑い泣き泣

 

 

お父さんは決して怒鳴るわけではないのです。

言い方と言ってることが腹たつのです。

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

同じことを言ってても、言い方で伝わり方が変わりますよね。

怖い怖い滝汗

 

 

 

 

 

そこから家に帰っても、お互いしばらく口を利きませんでした。

私は、言いすぎたと反省をしていましたが(悪いのはお父さんですが笑い泣き笑い泣き

あんな85歳に言い過ぎて大人気なかった。汗

それに父の鬱が悪化するのではないか?!と

正直心配でした。

 

 

で、次の日、様子を伺っていますと、予想に反し

なんと! 手の震えも止まり、

血圧も安定しているではありませんかびっくりマーク

びっくりびっくりびっくりびっくりびっくり

 

 

 

 

おそらく私に対しての依存が、

喧嘩をしたことによって

吹っ切れたのかもしれません。

 

 

 

それは同時に私も同じでした。

あのまま、仲良く毎日笑ったままで、

別れの日を迎えなければならなかったら

お互い耐える事が出来たのか?

耐えなければならないですが、

実際、喧嘩をした事で辛さが半減した

というのが正直なところです。笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

喧嘩をしてから1週間ほど、嘘みたいに三人がいっきに静かになりました笑い泣き笑い泣き

その後は、またどちらからともなく話し始め

最後の1週間は親戚と一緒に出掛けたりしたこともあり

普通に過ごしていましたが、

それでもお互い少し距離をあけ過ごしました。

それはお互いの精神を守るための安全な距離でありました。

 

依存を切り離す

両親は、実際私にのっかかってくることはしませんが、

一緒にいてほしいと思う気持ちがひしひしと伝わって来ます。

依存という言い方は悪いですね。親あるいは子であれば

切り離せない気持ちがありますから。汗うさぎ

 

 

「想い」

「依存」

 

明らかに違う二つの感情ですが、時にこれらの感情が混ざり合い

はっきり区別しにくい場合があるように思えます。

 

 

 

 

 

出発の日。

 

この日は毎回 最悪の日です。

息が詰まりそうです。

お昼ご飯を食べてから、車で最寄りの駅まで両親に送ってもらいました。

 

母は空港バスが出る大阪上本町駅まで送ってくれる事になっていたので、

父とは最寄りの駅でお別れです。

 

いつも言葉は短くなります。

「ありがとう」

「体に気を付けや」

だけです。泣

 

毎回帰国する時、これで会うのが最後かも。。。と

お互い思いながらお別れします。

そんな事思いたくないけど、現実です。

 

いつも腹が立つぐらい強気な父が初めて弱気な言葉を言いました。

「次 帰って来たら会うのは俺の遺灰やわ」

と、笑いながら言ってました泣泣泣泣

 

「また、そんな事言って!」とポンと肩を笑いながら軽く叩きましたが、

正直、辛すぎました泣くうさぎ

 

「もう時間がないから次は早く帰って来てくれ」という

気持ちから出た言葉かもしれませんが。

 

 

 

結婚する前の父

 

 

 

 

イタリアに戻ってからも、スカイプでいつも話しています。

母曰く、私が日本に帰国してからというもの、私だけには

優しい顔をして嬉しそうに話をするらしいです。

 

寂しいんだと思います。

相手をしてくれる人が少なくなったからね。

しょうがない。

 

 

 

と、親子関係のぶっちゃけ話になってしまいました笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

スカイプではこんな感じ

 

 

 

昔、親友の両親に会った時のことですが、私に親友のことを褒める親友の親を見て、

親友を羨ましく思いましたし、

こうして褒めてもらえるから素直でこんな良い子に育ったんだな〜と思い、

正直自分の父のことを恨めしく思ったことはあります。

 

ですが縁があってこうして、この父と母の元に生まれて来たのです。

親友のご両親のようではなく、デコボコな親子関係であったかもしれませんが、

この二人の元に生まれたことに意味があるんだと思いますし、

今の私には感謝でしかありません。

とにかく、こんなに長生きしてくれたんですもの。

精神的な支えであったのは間違いありません。

本当にありがたいです。

 

 

まだもう少し頑張って、お父さんハート

 

 

 

 

 

それでは、皆様にとって良い1日となりますように愛飛び出すハート

 

 

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また企業通訳も承っております

 

 

 

 

 

 

ボンジョールノ音譜

 

 

 

ウンブリア州、毎日雨模様雨

そろそろお天気の日があっても良いんじゃないかな?汗うさぎ

 

 

 

10月は、有馬温泉にお墓参りに行ったり

11月の初めには、両親を連れて車で高野山まで行ったり。

高野山までの車の運転2時間の内、1時間は細い山道を登らねばなりません。

高野山のことは次回に書くとして、

今回は先に11月半ば過ぎに親友と行った

奈良の談山神社を書きたいと思います。

 

 

 

紅葉の時期の期間限定のようですが、

夕暮れからライトアップが楽しめるということで

それを見るために

友人とは桜井駅に14時に待ち合わせをして

そこから30分ほどバスに揺られ到着です。

 

 

実家がある駅から桜井駅までは30分。

だから奈良県内でも、片道1時間かかりました。

 

談山神社のバス停で降り、神社までは歩いて15分ほどでしょうか。

(少しアップダウンあります)

神社手前はおみやげ物屋さんが少しあり、

早速、美味しそう焼き餅を見つけて、お参りする前に食べてしまいましたあせる

 

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

この時期は特に紅葉で有名な神社でありますが、

歴史的にも重要な場所であります。

 

中大兄皇子 (後の天智天皇)と中臣鎌子(後の藤原鎌足)が

神社裏山で蘇我入鹿を討つ極秘の談合をした場所があります。

 

 

20歳の頃、ヨーロッパとエジプトを1ヶ月一緒に旅した親友

 

 

 

 

神社に着くなり、紅葉の美しさに圧巻でした。

これぞまさしく日本の美びっくりマーク

 

「わ〜、綺麗な〜」と二人で何回言ったか分かりませんラブラブ

 

 

 

この神社の裏山で、蘇我入鹿を討つ談合がなされ、

645年飛鳥板蓋宮で蘇我入鹿は討たれました。

 

 

これによって

中大兄皇子 (後の天智天皇)と中臣鎌子(後の藤原鎌足)は、

中央統一国家及び文治政治の完成、

大化の改新という歴史的偉業を成し遂げられました。

 

 

 

 

 

どの角度から写真を撮っても絵になります。

 

 

 

 

 

 

11月半ばから後半が最高の紅葉のようです。

 

親友とは何年会っていなくても会うと何も壁がなく、

当時の関係のまま過ごせることが出来、なんと心地が良いラブラブ

 

 

 

 

 

ここに来た目的はもう一つ、蘇我入鹿を討つ極秘の談合をした場所まで

行くことでした。

そこは30分ほどですが、この神社の裏山を登ることになります。

距離は大したことはないのですが、

階段を登り続けなければならないのです。あせる

 

 

 

ここが始まりです。

 

 

 

ここから上がって行くのですが、右手にある大きな杉を過ぎた辺りから

霊気(冷気)を感じました。

マイナスイオン(横に小さな小川があった)をすごく感じ

まさしく癒しの気を感じれます。

 

 

 

山道は、ずーとこういう感じです。

 

 

 

 

そしてようやく突き当たりに着くと、道は右と左に分かれています。

右手には、談合された場所(小さな広場になってます)に上がる階段が見えました。

 

 

 

 

 

 

談合場所は小さな祠があるだけです。

神社は、観光客が大勢でしたが、ここまで登ってくる人は

数人に会っただけで、上に着いた時は汗だくでしたあせる

 

 

この後写真は撮りませんでしたが、

反対の左手の道をまた10分ほど歩くと(今度は平な道です)

中臣鎌子(後の藤原鎌足)のお墓があります。

 

お墓でお参りをし、下山しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私はどうもこういう自然の場所が体に合うようです。

体が癒される〜音譜

今回、他の友人に会うため2度ほど大阪に出なければなりませんでしたが、

反対に、大阪に出た時は体調がグンっと下がってしまう。

マスクをつけたまま、都会の人混みを歩くのは、

脳にうまく酸素が回らないからか汗

 

 

 

 

 

 

 

下山したら、陽が暮れ始めてライトアップが始まりました。

 

この茅葺の屋根の塔も見たかったのです。

でも写真で見ていた時は大きい塔かと思ってたのですが、

実際はこじんまりとした塔でした。

 

色といい、本当に美しい塔です。

 

 

 

 

 

 

 

このライトアップも絶景と言えます。

談山神社おすすめですよ〜ラブラブ

 

 

 

 

パワースポットであり

美しい日本を堪能しました。

それでは、これで。

 

皆様にとって、良い1日でありますように愛飛び出すハート