40歳の金融資産中央値は250万円。なぜ日本人はお金が貯まらないのか?



金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(2022年)」によると、

40代の金融資産の中央値は単身者で53万円・二人以上世帯で250万円です。



この数字、想像以上に少なく感じませんか?

15年以上働き、家庭を持ち、子どもを育ててきた40代。

それでも半分の世帯が金融資産250万円未満という現実。

私はこの数字を見て「これはもう、個人の問題ではない」と強く感じました。






平均値では見えない“本当の日本の姿”



よくニュースなどで「40代の平均貯蓄額は800万円」と言われますが、

これは一部の富裕層が全体を押し上げているだけ。

真実を知るためには中央値を見る必要があります。



中央値250万円ということは、

「40代世帯の半分が貯金250万円以下」ということ。

つまり、多くの人が「働いてもお金が残らない構造の中で生きている」ということなんです。






なぜお金が貯まらないのか?



日本人が貯金できない最大の理由は、「仕組みがない」からです。

「余ったら貯金しよう」と思っても、ほとんどの人は余りません。

お金は“使える限り使ってしまう”ものだからです。



大切なのは「余ったら貯める」ではなく、

「先に貯めて、残りで生活する」という仕組みです。

これは努力ではなく設計の問題。収入を自動で資産化する仕組みを作ることが、最初の一歩です。






サラリーマン家庭のリアルな数字



例えば夫が年収450万円、妻がパートで100万円。

世帯年収は550万円。手取りにすると約460万円ほどです。

ここから住宅費・食費・教育費・車・通信費を払えば、

年間の黒字は数十万円。貯金どころではありません。



日本の家庭が貯められないのは、収入の問題ではなく、構造が「消費前提」になっているから。

給料が上がっても支出が増え、残らない。これを断ち切るには“設計”の見直しが必要なんです。






住宅購入の落とし穴



住宅ローンも家計を圧迫する大きな要因です。

銀行は「年収の35%まで借りられます」と言いますが、

それは銀行が貸したい金額の話。あなたの生活を守る金額ではありません。



私のルールは明確です。

「今の家賃を超える住宅ローンは組まない」



例えば賃貸が月7万円なら、ローン+管理費+固定資産税+駐車場、

すべて合わせて7万円以内に収まらないと買うべきではありません。

私はこの基準で、実際に1,500万円台の中古マンションを購入しました。



住宅ローンの返済額は月4万円、管理費や税金を含めても7万円以内。

“見栄ではなく仕組みで選ぶ”ことが、家計防衛の基本です。






家計を黒字化する「黄金比」



私が実践している理想の家計バランスは、こうです。




  • 生活費:40%

  • 投資:40%

  • 貯蓄:20%



この4:4:2の黄金比を守れば、どんな年収でも資産は積み上がります。

年収1,000万円でも浪費家なら資産は増えません。

逆に年収600万円でも仕組み化できていれば、資産は確実に増えます。






インデックス投資は「勝者のゲーム」



ジョン・ボーグルの『インデックス投資は勝者のゲーム』、

チャールズ・エリスの『敗者のゲーム』、

そしてマルキールの『ウォール街のランダムウォーカー』。

これらの名著が伝えるのは一つ。



「市場に勝とうとするな。市場に参加し続けろ。」



S&P500やオルカンなどの低コストインデックスファンドを、

給料日翌日に自動積立するだけ。

10年・20年の時間があなたの代わりに働いてくれます。



相場の上下で一喜一憂せず、「売らない」「止めない」「続ける」。

それが唯一の再現性ある投資法です。






不動産投資は“守りの資産”



私は現在、総額2億円の不動産を保有し、年間キャッシュフローは約300万円。

不動産はインフレに強く、ローンは固定金利なので実質負債が減ります。

給与所得・投資所得に加えて家賃収入という第3の柱があることで、

家計の安定性は格段に上がります。






「自動化」で人生は変わる



私が一番大切にしているのは「仕組み化」と「自動化」です。

つみたてNISA・iDeCo・不動産・教育費……。すべて自動設定。

意志ではなく、仕組みが資産を増やすのです。



この仕組みを作ると、もう頑張る必要はありません。

「使わなければ増える」ではなく、

「自動で増える」状態にすれば、生活も心も安定します。






40歳からでも人生は変えられる



資産形成は、始めるのが遅いほど怖いものです。

でも大丈夫。40歳からでも遅くありません。

むしろ知識・経験・収入が揃う今こそが、本当のスタートです。



重要なのは年収ではなく、「お金の流れを設計する力」

家計を自動化し、資産が働く仕組みを作れば、誰でも経済的自由に近づけます。






最後に伝えたいこと



貯金250万円という数字を見て「絶望」と感じるか、

「まだ間に合う」と考えるかで、未来は大きく変わります。



大切なのは「どれだけ稼ぐか」ではなく、

「どう使い、どう仕組み化するか」



あなたも今日から、少しずつ構造を変えてみてください。

“売らない・崩さない・続ける”。

それが、人生を変える一番確実な方法です。






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転職ブームの真実|転職で人生を変える人、変えられない人の違い

最近、転職がとても身近になりましたね。SNSを見れば「転職で年収アップ」「転職して人生が変わった」という話題がたくさん流れています。

でも、その一方で「思っていたのと違った」「転職しても結局変わらない」という声も多いのが現実です。

私はサラリーマンとして20年以上働きながら、多くの転職を経験した人、そして転職せずに結果を出した人、両方を見てきました。そんな中で確信しているのは――

転職で人生を変えられるかどうかは、会社ではなく“自分”にかかっている。


■ 転職が当たり前の時代に思うこと

私の勤める会社でも、若手社員の転職が増えています。人手不足もあり、採用も難しくなっています。

でも私は、転職自体を否定するつもりはありません。環境を変えることは、人生を変えるひとつの手段です。
ただし、それは「正しい準備をした人」にしか意味がないと感じています。

私はこれまで転職を一度もしていません。
それでも年収1,000万円を超え、会社の売上の半分を任され、不動産投資とインデックス投資で経済的自由に近づいています。
つまり、「転職しなくても人生は変えられる」ということを、私は自分の人生で証明してきたんです。


■ 転職で人生を変える人の共通点

転職で結果を出す人には、共通点があります。

それは、「明確な目的」と「積み上げた実力」がある人です。

「今の会社が嫌だから」ではなく、「自分のやりたいことが明確だから」転職する。
こうした人は、どんな会社に行っても成果を出します。

彼らは「転職先で何をもらうか」ではなく、「自分がどう貢献できるか」を考えています。
つまり、環境に依存せず、主体的にキャリアを築いているのです。


■ 転職しても変わらない人の特徴

一方で、転職しても何も変わらない人もいます。
その共通点は、「原因を環境や他人に求めている」こと。

「上司が悪い」「会社が古い」「評価されない」――こう言って会社を変えても、結局次の会社で同じ不満を抱えます。

なぜなら、環境を変えても自分が変わらなければ、結果は変わらないから。

上司が理不尽でも、どう動かせるかを考える。
仕組みが非効率でも、自分なりの改善を提案してみる。
そういう人こそが、どんな環境でも必要とされる人材です。


■ 稲盛和夫氏が教える「能力 × 熱意 × 考え方」

京セラやKDDIを創業した稲盛和夫氏は、次のような方程式を残しました。

人生・仕事の結果 = 能力 × 熱意 × 考え方

この中でも最も大事なのが「考え方」です。
どれだけ能力が高くても、考え方がマイナスなら結果もマイナス。
つまり、「人のせいにする考え方」をしている限り、何も変わらないということです。

若い頃の私は、「ポジティブかネガティブか」くらいにしか考えていませんでした。
でも本当は違いました。考え方の“プラス”とは、自分中心ではなく、他人中心で考えることなんです。

人の立場を理解し、周囲に貢献しようとする姿勢。
そうした人が、信頼され、チャンスを掴んでいくのです。


■ 環境を変える前に、自分を変える

私もこれまで何度も「転職したい」と思ったことがあります。
上司は頑固で話を聞かず、非効率な仕組みばかり。

でも私は環境を変えるよりも、自分を変えることを選びました。

自分には何ができるのか。
どうすれば上司が動いてくれるのか。
毎日考え、本を読み、実践を繰り返しました。

社員5人の小さな会社から始まり、いまは15人ほどの組織で働いています。
けっして大企業ではありませんが、年収は1,000万円を超え、会社の売上の半分を担当しています。

これは、環境に恵まれたからではなく、自分で環境を変えようとしたから
転職を選ばず、現場で磨いた結果です。


■ 自己実現のための転職という選択

ここまで読んで「転職は悪なのか」と思われたかもしれません。
でも私は、自己実現のための転職なら大いに賛成です。

マズローの欲求5段階で最上位にあるのは「自己実現欲求」。
人は誰でも「自分の可能性を発揮したい」という気持ちを持っています。

ただし、自己実現とは「一人で完結するもの」ではありません。
社会の中で、人から認められ、感謝されることで初めて到達できるものです。

だからこそ、「自分の目標を明確に持っている人」「社会に貢献したい人」にとっての転職は、前向きな選択だと思います。

たとえ一時的に年収が下がっても、そうした人は必ず成長します。
なぜなら、目的が明確な人ほど、努力をエネルギーに変えられるからです。


■ 今の職場で磨くべき3つの能力

私はこれまで、転職せずに成果を出すために意識してきたことがあります。
それが、次の3つの能力を磨くことです。

  • ① コミュニケーションスキル:どんな職場でも人間関係が土台。上司や部下との関係をどう築くかが、仕事の質を決めます。
  • ② 専門スキル:営業であれば「人間力」。スキルやテクニックより、「あなたから買いたい」と言われる人間になること。
  • ③ 問題解決スキル:トラブルを愚痴にせず、次につなげる力。現場で鍛えられるのは、まさにこの力です。

私はこの3つを意識し、日々磨いてきました。
社員5名の会社からスタートし、いまや会社の中核を担う存在になりました。
これは才能ではなく、積み重ねと習慣の結果です。


■ 逃げる転職ではなく、挑戦の転職を

転職は悪ではありません。
でも、それが「逃げ」なのか「挑戦」なのかで、結果は180度変わります。

もし今の会社でまだやり切っていないなら、こう問いかけてみてください。

「この環境で、自分は本当にやり切ったと言えるだろうか?」

この問いに「はい」と答えられたとき、あなたの転職は“逃げ”ではなく“挑戦”になります。

環境を変えるのは最後の手段。
それまでは、まず自分の力で環境を変える努力をしてみる。
その経験こそが、どこに行っても通用する「本物の実力」になります。


■ まとめ:転職に頼らないほど強くなれ

私が伝えたいのは、「転職するな」ではなく、
「転職に頼らないほど強くなれ」ということです。

今の場所で結果を出し、自分を磨き続ける。
その姿勢を持てば、どんな環境でも通用する人になります。

転職とは、自由を試すための“挑戦”です。
でもその自由は、「今の場所で戦い抜いた人」にしか手に入りません。

だから今日も、自分を磨きましょう。
環境を変える前に、自分が変わることから。


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副業はいらない|本業×自己投資×資産運用で「自由をつくる」会社員の生き方

「副業をしないと将来が不安」「収入を増やすには副業しかない」──そんな声をよく聞きます。

でも私は、会社員として働きながら、金融資産1億円・不動産2棟・年間キャッシュフロー300万円を築いてきた経験から、はっきりと言えます。

副業は必要ありません。

限られた時間を「自己投資」と「本業の成果」に使い、得た収入を投資に回す。
この王道こそが、最短で経済的自由を実現する方法です。


🌱 第1章 なぜ「副業ブーム」が続くのか

ここ数年、「副業で月10万円」「好きなことで稼ぐ」といった言葉があふれています。

でも現実には、多くの人が途中で挫折します。
時間に追われ、睡眠を削り、体調を崩し、そして本業のパフォーマンスまで落ちる。

副業は、もう一つの労働を増やす行為です。
「お金のために働く時間」を増やしているだけなのです。

本当に必要なのは、短期的な収入ではなく「長期的に資産が育つ仕組み」。
つまり、副業よりも「構造的な自由」を手に入れることが大切です。


💡 第2章 本業レバレッジの威力

私は20代後半から30代にかけて、多くの本を読み、学びを実践することに時間を使いました。

営業トーク、交渉術、心理学、行動経済学――。
学んだ知識を翌日の仕事で試すことで、成果が出るたびに「投資の手応え」を感じました。

副業で月3万円稼ぐよりも、本業の年収を100万円上げる方が10倍効率的。
しかも、その評価は信用・昇進・融資にまで影響します。

副業では得られない「社会的信用」が、本業レバレッジの真の強みです。


⏳ 第3章 時間こそ最大の資産

1日2時間の副業を1年続ければ、約700時間。

この時間を、もし自己投資に使ったら?

  • 資格の勉強(FP・宅建・簿記など)
  • 読書・語学・健康管理
  • 家族との時間・内省・長期戦略の設計

これらの方が、10年後のあなたに確実なリターンをもたらします。

「時間を増やす」のではなく、「時間の使い方を変える」。
これが会社員が取るべき“最強の投資戦略”です。


📘 第4章 自己投資が生む“複利”

自己投資には3つの柱があります。

  1. ① 資産運用を始める前に、本業で使えるスキルを磨く
    FPや不動産資格、語学、簿記、ITリテラシーなどは、収入を直接押し上げる武器になります。
  2. ② どこに行っても通用するコミュニケーションスキル
    根回しや忖度ではなく、論理的で誠実な伝え方を磨く。これが一生の財産になります。
  3. ③ 健康投資
    年齢を重ねるほど重要なのは体調。睡眠・運動・食習慣の最適化は、すべての基盤です。

本業で成果を出すことは、最も確実な自己投資。
その結果が、次の「投資資金」を生み出します。


💹 第5章 お金を働かせる仕組みをつくる

本業で得たお金を「使わずに増やす」。

私が信頼しているのは、インデックス投資
S&P500やオルカン(全世界株式)といった低コストファンドを、ただ積み立てるだけ。

毎月自動で積立を続ければ、時間と複利が資産を育ててくれる
難しい知識も、タイミングを読む必要もありません。


🏠 第6章 不動産投資で“今”のキャッシュフローを得る

インデックス投資が「未来を育てる投資」なら、
不動産投資は“今を支える投資”です。

私は現在、2棟18室を運営し、年間キャッシュフロー約300万円を得ています。
この現金収入があるからこそ、市場の上下にも心が揺れません。

インフレに強く、時間が味方になる実物資産。
守りながら増やす軸として、不動産は非常に相性が良いと感じています。


🔑 第7章 本業 × 投資 × キャッシュフローの三位一体構造

本業で稼ぎ、インデックス投資で育て、不動産で支える。
この3つが回り始めると、資産は自動的に増え続けます。

本業があることで信用が得られ、投資ができる。
投資があるから、心の余裕を持って働ける。
それぞれが互いを強化する「好循環」が生まれます。


💬 第8章 副業しない勇気が、自由への最短距離

副業は“努力している感”を得やすい活動です。
しかし本当の自由は、構造をつくることでしか得られません。

自己投資でスキルを高め、本業で成果を出し、資産運用でお金を働かせる。
この3ステップを続ければ、経済的自由は必ず近づきます。

副業をやめる勇気が、人生を変えます。
あなたの“自由”は、すでに本業の中に眠っています。


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なぜ私は「販売しないFP」を選んだのか|資産家サラリーマンを育てるという生き方

こんにちは。「共働きサラリーマン資産家夫婦の売らないお金の学校」を運営している小林です。

今日は、私がなぜ「販売しないFP」という少し珍しい形で活動しているのかをお話しします。

FPというと、保険や投資信託を販売して手数料を得るというイメージを持つ方が多いと思います。
でも私は、保険も金融商品も一切販売していません。

「えっ?じゃあどうやって仕事にしているの?」
そう聞かれることがよくありますが、私は“金融商品を売る”のではなく、“お金の仕組みを伝える”ことを仕事にしています。

そして、現在でも給与収入、インデックス投資での資産拡大、不動産からの家賃収入があります。

なので、FP活動での収入は、生活には必要ありません。生活の基盤を築き上げた上で、FP業としてスタートできると思ったので、スタートしました。


お金の不安を「販売」ではなく「学び」で解決する

世の中には、将来に不安を抱える人が本当にたくさんいます。
教育費、住宅ローン、老後資金、相続…。 不安の種類は違っても、「どうすれば安心できるのか」がわからないという点は共通しています。

そして、多くのFP相談は「販売」がゴールになっています。
相談そのものは無料でも、最終的には保険や投資信託の提案につながるケースが多いのが現実です。

私はこの構造に強い違和感を持ちました。 不安を“商品で解決する”のではなく、“知識と行動で解決する”。 それが本来のFPの役割ではないかと思ったのです。

だからこそ、私は販売を行わないFPとして活動しています。 お客様の立場に立ち、中立的な立場で、長期的に資産を育てる方法を伝える。 それが私の仕事です。


サラリーマンとして働きながら、資産を築いてきた

私は今も会社員として働いています。 真珠の卸売会社で海外営業を担当し、世界中を飛び回りながら仕事をしています。

一方で、サラリーマンとして働きながら、インデックス投資と不動産投資を組み合わせて資産を築いてきました。 どちらも地道な積み重ねの結果です。

今では、給与・投資・家賃・FP業からの収入すべてを合わせても、生活費に依存していません。 つまり、経済的自由を達成しています。 お金のために働くのではなく、働くことそのものを楽しみながら続けられる状態です。

だからこそ、私が伝える内容には“再現性”があります。 机上の理論ではなく、自分が経験して実践してきた「現実的な資産形成」。 それをベースに、同じように資産形成を目指す方々をサポートしています。


「資産家サラリーマン」という生き方

私は今、ひとつのテーマを掲げています。 それが、「資産家サラリーマンを育てる」ということ。

サラリーマンでありながら、投資や家計管理を通じて経済的自由を手に入れる。 それは特別な人だけのものではありません。 正しい知識と仕組みを持てば、誰にでも実現できる生き方です。

給与に加え、投資や不動産からの収入を持つことで、経済的な安定が増し、精神的な余裕も生まれます。 この“仕組み”を整えることが、豊かな人生の土台になるのです。

資産家サラリーマンとは、 「お金に縛られず、働くことを自分で選べる人」。 私は、そんな人を一人でも多く増やしたいと考えています。


家計は“節約”ではなく“設計”で黒字にする

資産形成は、投資の前に家計の設計から始まります。 我が家では年間の手取りが約1,400万円。 生活費は430万円に抑え、毎年970万円の黒字を出しています。

この黒字をもとに、 ・インデックスファンドへの自動積立(年間430万円) ・不動産購入資金や教育資金の積立 を行っています。

ポイントは「感情ではなく仕組みで動かす」こと。 固定費を見直し、積立を自動化することで、努力しなくても黒字が続きます。 この方法は、共働き・子育て世帯でも十分に実践できます。


家庭こそ最高の金融教育の場

お金の教育は学校だけでは完結しません。 むしろ、家庭の中でどうお金と向き合うかが最も大切です。

親が日常生活の中でお金をどう使い、どう貯め、どう投資しているか。 子どもはそれを自然に学び取ります。 「お金は育てるもの」という考え方を家庭の中で伝えることが、 将来お金に困らない人生を送るための最高の教育だと思います。


『となりの億万長者』が教えてくれた成功の法則

私が資産形成の考え方を深めるきっかけとなったのが、 トマス・J・スタンリー著『となりの億万長者』です。

この本で紹介されている調査によると、 ミリオネアの多くは「一代で資産を築いた人たち」です。 彼らは高収入ではなくても、収入の範囲で生活し、倹約を続け、長期的に投資を行うことで富を築きました。

一方で、相続した資産を浪費してしまう人も少なくありません。 つまり、「築く力」だけでなく、「守る力」「伝える力」が大切なのです。

この本を読んで、私は強く共感しました。 資産形成とは、派手さではなく、地道な継続の積み重ね。 そして、それを次の世代へ伝えていくことに本当の意味があると気づきました。


お金を「使う」「増やす」「残す」バランス

お金の使い方は、人生の価値観そのものです。 私はお金を3つの力で考えています。 「使う力」「増やす力」「残す力」。

どれか一つに偏ると、豊かさのバランスが崩れます。 お金を使って経験を増やし、投資で増やし、家族を守る。 この3つのバランスを取ることが、本当の“豊かさ”だと思っています。


販売しないFPという生き方

販売をしないということは、短期的な利益を手放すということです。 でも、その代わりに得られるのは「信頼」です。

私はFPとして、金融商品を売るのではなく、人生の軸を整えるお手伝いをしています。 知識を押し付けるのではなく、行動をサポートする。 “教育型FP”として、長期的な安心を一緒に作っていくことを目指しています。


次世代に伝えるという使命

資産形成の知識や経験は、次の世代に伝えてこそ価値があります。 金融リテラシーは“相続できる財産”です。 親が実践する姿を見せることで、子どもたちが自然に学びます。

そして、もしあなたが資産形成で成果を感じたなら、 次は「教える側」に回ってください。 その連鎖こそ、社会全体の豊かさを作る力になると思います。


まとめ:お金のために働く時代から、お金と共に生きる時代へ

経済的自由とは、働かないことではありません。 「働くことを自分で選べること」。 お金に縛られず、自分らしく生きられる状態です。

私は「販売しないFP」として、これからも誠実さと再現性を軸に、 お金の不安をなくし、豊かに生きるための知識を発信していきます。

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不動産投資は「借り入れが怖い」から始まる|普通の会社員だった私が学んだこと

「借り入れ」って聞くだけで、怖いですよね。
私も最初はそうでした。会社員として働いていて、年収も400万円ほど、貯金も200万円くらいしかありませんでした。

そんな私が、今では1棟アパートを所有し、不動産から安定した家賃収入を得ています。
でも、ここまで来るのに10年かかりました。焦らず、学びながら少しずつ積み上げてきた結果です。


最初の挑戦は、全くうまくいかなかった

2013年、最初に不動産投資を考えたとき、私は「競売なら安く買える」と思っていました。
資格を取って現地にも行きましたが、どの物件も収支が合わず、銀行には門前払い。
区分マンションを検討しても、月の手残りは数千円。営業マンから「あなたでは買えません」と言われたときは、正直つらかったです。

でも、今振り返ると、あの時買わなくて良かったと思います。
知識もお金も経験も足りない状態で始めていたら、きっと続かなかったと思うからです。


インデックス投資で「時間の使い方」を学んだ

その後、私はインデックスファンドへの積立投資に切り替えました。
少額でもコツコツ続けることで、「時間を味方につける大切さ」を学びました。
この経験が、のちの不動産投資でも大きな土台になりました。

焦らず積み上げる。
感情で動かず、数字で判断する。
この考え方は、不動産でもまったく同じです。


2020年、再挑戦のきっかけ

数年後、妻と一緒に資産を見直したとき、「このままでは相続税が大きくなってしまう」と気づきました。
そこで、再び不動産の勉強をスタート。毎日1時間、本やYouTubeで学び、現地にも足を運びました。
焦らず、丁寧に知識を積み重ねるようにしたんです。


借金は“信頼の証”である

当時の私は、「借金=リスク」と思っていました。
でも今は、「借金=信用の裏返し」だと考えています。
返済原資が明確で、しっかりとした計画があれば、銀行はあなたを信頼してお金を貸してくれる。
それはつまり、「あなたの事業を認めた」という証でもあるんです。


キャッシュフローが出ない投資は、投資ではない

区分マンションのように、月々の手残りがほとんどない投資は「投資」ではなく「消費」です。
投資とは、資産を使ってお金を生む仕組みを作ること。
私はそのために、最終的に新築一棟アパートを選びました。


10年かけて気づいたこと

不動産投資で大切なのは「焦らないこと」。
私は10年かけて、ようやくスタートラインに立てました。
そして今、不動産から得る安定収入が、生活と心の支えになっています。

借り入れは怖くて当たり前。
でも、その恐怖を乗り越えるために「学び」「準備」し、「時間」を味方にする。
それが、私が10年でたどり着いた答えです。


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<article>
<h1>インデックス投資は勝者のゲーム|9割のアクティブ投資が勝てない理由</h1>

<p>「インデックス投資は勝者のゲーム」──この言葉を聞いたことがありますか?</p>

<p>これは、バンガード創業者ジョン・C・ボーグルが提唱した思想で、長期的な資産形成の真理です。</p>

<p>2001〜2016年のデータでは、S&P500に勝てたアクティブファンドはたったの1割。残りの9割は市場平均にすら勝てませんでした。</p>

<p>つまり「勝ち続けるファンドを選ぶ」のは、ほぼ不可能なんです。</p>

<p>株式のリターンは、企業の利益に連動します。だからこそ、短期の上下を気にせず、世界全体の成長に「乗る」ことが大切です。</p>

<p>信託報酬1.5%と0.1%の差も、10年で大きな差になります。<br>
低コストこそ、長期投資の最強の味方です。</p>

<p>不動産投資を組み合わせれば、キャッシュフローも得られて安定します。<br>
株式で資産を増やし、不動産で現金を生み出す。<br>
この2つの収入の柱があれば、心にもゆとりが生まれます。</p>

<p>焦らず、淡々と、正しい方法を続けましょう。<br>
それが“勝者のゲーム”を続ける唯一の道です。</p>

<p>▼公式サイトはこちら<br>
<a href="https://www.asset-building-28.com/">共働きサラリーマン資産家夫婦の売らないお金の学校</a></p>
</article>
 

キャッシュフローが心を安定させる|インデックス投資と不動産投資の心理的バランス



「インデックス投資をしてるけど、なんだか実感がわかない…」

そんな風に感じたこと、ありませんか?



たとえ資産が増えていても、心が安心できない。

実はその理由は、とてもシンプルなんです。

それは“キャッシュ(現金)が入ってこないから”



インデックス投資は、配当が自動で再投資される


S&P500やオルカンなどのインデックスファンドは、

企業からの配当金をファンド内部で再投資する仕組みです。

つまり、現金が口座に入るのではなく、勝手に再投資されて残高が増えていくんです。



「資産は増えてるけど、お金が入ってこない」

この状態が続くと、たとえ資産が右肩上がりでも、

心のどこかで“豊かさ”を感じにくくなります。



キャッシュフローが「心の安定」を生む


人が安心を感じるのは、「お金が入ってくる実感」があるとき。

どれだけ評価額が増えても、現金が入らないと安心できません。



たとえば、毎月家賃収入があると、通帳の残高が増えていきます。

「今月も入ってきた」という感覚が、心の余裕をつくるんです。



この定期的にお金が入ってくる仕組みがあるだけで、

投資を続けるモチベーションも安定します。



不動産投資は“見えるキャッシュフロー”


不動産投資は、まさにこの“見える安心”をつくってくれます。

たとえば、家賃収入で月12万円のプラスがあると、毎月キャッシュが積み上がっていく。



このお金が「お金が働いてくれている実感」を生み出し、

相場の変動があっても焦らなくなるんです。



不動産は資産としての価値だけでなく、投資家のメンタルを守る役割も持っています。



未来の安定と今の安定を両立する


インデックス投資と不動産投資は、時間軸が違います。

インデックス投資は「未来のための積み上げ」

不動産投資は「今のためのキャッシュフロー」



この2つを組み合わせることで、

「将来の安心」と「今の安心」の両方を手に入れることができます。



まとめ|数字よりも、現金の安心


資産を増やすことよりも大事なのは、安心して続けられること

その安心をつくるのが、キャッシュフローです。



インデックス投資で未来の資産を育てながら、

不動産投資で今の生活を安定させる。

このバランスこそ、心の安定をもたらす投資のかたちです。



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円安と日本の家計資産の関係|「円」だけに頼らない生き方



最近、円安がニュースで話題ですね。

「物価が上がった」「生活が苦しくなった」と感じる方も多いと思います。


でも実は、円安はピンチではなくチャンス。

日本人が“円だけに頼る危うさ”に気づくタイミングなんです。



日本人は円に偏りすぎ


日本の家計資産は2,200兆円。そのうち半分以上が現金・預金。

アメリカ人の現金比率は13%ほど。ほとんどが投資や不動産で運用されています。

日本人のお金は、まだ“働いていない”んです。



円安=円の価値が下がる


1ドル100円→150円になれば、同じ商品を買うのに1.5倍必要。

つまり、預金の価値が下がるということです。

円安で損をするのは「何もしない人」なんです。



通貨分散は“逃がす”ではなく“広げる”


「海外に資産を移すのは怖い」と思うかもしれませんが、

インデックス投資をしていれば自然と通貨分散は進んでいます。


オルカンやS&P500を買えば、円で投資していても、ドル・ユーロ・人民元など

世界の通貨に分散されています。



不動産は円安にもインフレにも強い


不動産はインフレと一緒に価値が上がる実物資産。

家賃も緩やかに上がり、ローンは固定だからインフレが進むほど借金が軽くなります。

円建てでも“不動の守り”の資産です。



まとめ|複数通貨で生きる家計へ


円安は怖くありません。むしろ家計を見直すチャンス。

・インデックス投資(世界通貨)

・不動産(円建てキャッシュフロー)

・現金(生活防衛資金)


この3つをバランスよく持つことが、円安・インフレ時代の最強の家計戦略です。



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円で積み立てても実質は「世界資産」|インフレにも円安にも強いインデックス投資



「円安が進んだら、投資信託は損をするのでは?」と思う方、多いですよね。

でも実は、インデックスファンドを持っていれば、円安やインフレは怖くありません。



円で積み立てているけど、実際はドル資産


私たちは毎月「円」で投資信託を積み立てていますが、そのお金はファンドの中でドルやユーロに換えられ、世界中の株式を購入しています。

つまり、画面上は円でも、実際はドルや他国通貨建ての資産を持っているのです。



インフレが起きても株式は強い


インフレでモノやサービスの値段が上がっても、企業は販売価格に転嫁します。

その結果、売上・利益が上がり、株価も上がりやすくなります。

だから株式はインフレに強い資産なんです。



円安になれば、資産の価値は上がる


たとえば1ドル=100円のときに買った米国株が、1ドル=150円になると、円換算では1.5倍。

円安は日本人にとっては物価上昇のリスクですが、投資家にとっては資産価値が上がるチャンスです。



全世界株式は“世界経済そのもの”を持つ


オルカン(全世界株式)を持つというのは、アメリカ・ヨーロッパ・アジアなど50カ国以上の企業を同時に保有するということ。

どこかの国が不景気でも、他の国がカバーしてくれます。

世界全体の経済成長をそのまま取り込めるのが全世界分散投資の魅力です。



まとめ|インデックス投資は“世界の防御壁”


・インフレに強い

・円安にも強い

・世界中の成長を取り込める


これが、インデックス投資の最大の強みです。

証券口座の表示が円でも、あなたの資産はすでに「世界通貨」で動いています。



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“貯める力”の本質|最初に鍛えるべき資産形成の基礎



「投資を始めたいけど、なかなかお金が貯まらない…」そんな悩みを持つ方、多いですよね。


でも大丈夫。お金は「我慢」ではなく、「仕組み」で貯まります。



我慢よりも“仕組み”で貯める


昔の私は、「今月こそ貯金しよう」と思っても、いつの間にか使ってしまうタイプでした。

でも、給与が入った瞬間に先取り貯金を設定するようになってから、自然とお金が増えていきました。


貯める力とは、意志ではなく仕組み

「余ったら貯める」ではなく、「残ったら使う」。この順番を変えるだけで貯金体質になります。



黒字体質をつくる家計設計


我が家の年間手取りは1,412万円。生活費は約430万円。差額の約980万円が黒字です。


その黒字をこう分けています。



  • 教育積立:116万円

  • 投資・貯金積立:406.8万円

  • 余剰資金:459.3万円(不動産購入資金など)


このように「黒字の使い道」を設計しておけば、迷いなくお金が貯まります。



固定費を最適化すれば“勝手に貯まる”


節約は一時的。でも固定費の見直しは一生効果が続きます。



  • 住宅費:収入の10%以内

  • 通信費:格安SIMで月7,000円以下

  • 保険:最低限の掛け捨て

  • サブスク:使わないものは即解約


一度整えれば、意識しなくても貯まるようになります。



ボーナスは“資産化のチャンス”


ボーナスはご褒美ではなく、資産形成の味方にしましょう。


私は毎回、ボーナスを「使う前に資産化」しています。

・投資・貯金に約180万円

・旅行や税金などの支出に約140万円


この順番を守るだけで、資産は加速的に増えます。



“貯める力”は未来をつくる力


貯めることは目的ではなくスタート地点。

貯めたお金をインデックス投資や不動産へ回して、時間を味方につける。


お金が自分の代わりに働く仕組みを作ることが、本当の“貯める力”です。



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