“守る力”の本質|資産を減らさない思考と仕組み
「お金を守る」と聞くと、どうしても「使わないこと」「節約すること」をイメージしがちですよね。
でも、私が12年以上インデックス投資と不動産投資を続けてきて感じたのは、“本当の守る力”とは、減らさないことではなく、持ち続ける力だということです。
お金を守ることは、意外と難しい
資産形成では「貯める」「使う」「増やす」までは多くの人が意識できます。
でも、そのあと「守る」段階になると、急に難しくなるんです。
なぜなら、お金を減らす最大の原因は「知識の不足」ではなく感情だからです。
株価が下がると不安になり、上がると焦って飛びつく。そんな経験、誰にでもありますよね。
守る力とは、そうした感情に流されないようにする仕組みを持つことです。
仕組みで感情を封じ込める
私が実践しているのは、すべてを「自動化」すること。
- 毎月の積立を自動設定にする
- 生活費と投資資金を分ける
- ルールを決めたら途中で変えない
これだけで、資産は安定し、感情に左右されることがなくなります。
守る力=仕組みで心をコントロールする力なんです。
「現金=安全」はもう過去の話
昔は「貯金が一番安全」と言われていました。
でも今はインフレの時代。銀行にお金を置いているだけでは、実質的に価値が下がってしまいます。
だからこそ、守るとは「動かさないこと」ではなく、“正しく動かすこと”です。
NISAやiDeCoを使って税金を抑えながら投資する。
インデックスファンドや不動産でインフレに強い資産を持つ。
こうした仕組みが、本当の意味での「守り」につながります。
4つのバランスが資産を守る
私が意識しているのは、この4つのバランス。
- 現金(生活防衛資金)
- 株式・投資信託(成長資産)
- 不動産(キャッシュフロー資産)
- 自己投資(スキル・人的資本)
どれか1つに偏ると、守りが崩れます。
現金だけではインフレに負け、株だけでは暴落に耐えられない。
だから、バランスこそ最強の防御です。
不動産は“守りながら増やす”資産
私の不動産投資は、攻めではなく守り。
たとえば1億円の物件を自己資金1,000万円で購入し、月12万円のキャッシュフローを15年続ける。
税引後で2,250万円の累計キャッシュフロー、さらに15年後の売却で875万円が加わり、合計3,125万円のリターンになります。
インフレに強く、ローンは名目固定。時間が経つほど守りが強くなる。
これが私の考える「守りながら増やす」不動産の魅力です。
守る力=続ける力
資産を守るとは、やめないこと。
相場が下がっても、周りが騒いでも、淡々と続けること。
それが本当の防御です。
「減らさない」だけでなく、「続けて守る」。
それが、私が伝えたい“守る力”の本質です。
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